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撮影用背景シートのすゝめ


はじめに

 どうも、ストックフォトの投稿をしている、犬塚と言います。

 今回は僕がストックフォトの撮影をするにあたって「背景シート」を使ってみた経験と感想を記事にしてみました。カッコいい写真を撮る方法を探している、僕のようなカメラ初心者の方に向けて、背景シートという道具とその使い心地を紹介したいと思います。

 また、フリマアプリ等に出品する品物の写真を撮る方にとっても役に立つかもしれません。


背景シートってなに?

 まず、背景シートとは、撮影に適したデザインや質感が印刷されたシートで、被写体の後ろに立てたり、下に敷いたりして使います。被写体に合ったデザインの物をセッティングして撮影することで、カッコいい写真を撮る助けになるというわけです。

 そしてこちらが、今回僕が実際に使ってみた背景シートです。

背景シート

 「ポエミチ」というブランドの撮影背景シートで、サイズはA3。10種類のデザインのシートが各1枚ずつ、計10枚がセットになったものです。上の写真に写っているのはそのうちの5枚で、写っているのとは別にもう5枚持っています。


役に立つの?

 で、肝心なのはこの背景シートが役に立つかということですよね。この点に関しては、実際に背景シートを使って撮影した写真をご覧頂かないことには、ここから先、何を書いてもいまひとつ説得力が無いように思えるので、まずはこちらをご覧ください。
 僕が背景シートを使って撮影した3点の写真です。

背景シートを使って撮影した写真①

背景シートを使って撮影した写真①


背景シートを使って撮影した写真②

背景シートを使って撮影した写真②


背景シートを使って撮影した写真③

背景シートを使って撮影した写真③

↑ 被写体の下と奥に異なるシートを置いて撮影した写真。
奥に壁のように立ててあるシートは、
「背景シートを使って撮影した写真②」で使用しているのと同じもの。


 さて、いかがだったでしょうか。
 写真の良し悪しの評価は個人の感性によるところが大きいでしょうから、あなたがこの写真をどう評価するかは分かりませんが、少なくとも僕としては、今紹介した写真はいずれも、背景シートを使用したことによって、これだけのクオリティで撮影できたと思っている写真です。もし背景シートを使わずに撮影したら、もっとつまらない写真にしかならなかっただろうと思っています。
 なので、僕の写真の最終的な良し悪しはともかく、背景シートを使うと、背景シートを使わないよりは良い写真が撮れるだろうと思います。


もう一つのチカラ

筋肉もりもり 編集版

 そして、背景シートの力は実はこれだけではありません。「背景シートを使うと、よりクオリティの高い写真が撮れる」というのは、背景シートの力のせいぜい半分に過ぎない、と思います。

 では、背景シートの力のもう半分は何かというと、「背景シートを使うと撮影が劇的に楽になる」ということです。

 僕は普段、「物撮り」と言うんでしょうか、自宅でテーブルの上に置ける程度の品物の写真を撮ることが多く、先に紹介した3点の写真は全て自宅で撮影したものです。それも被写体に応じて背景シートをセッティングし直したことを除けば、ほとんど同じ条件で撮影しており、撮影に要したスペースは腕を伸ばせば端から端まで届く程度です。
 すなわち、背景シートがあれば被写体に応じた背景がある場所に移動したり、背景にする物品を動かしてセッティングしたりする必要が全く無かったわけです。背景のセッティングは背景シート1,2枚を動かすだけでOK。これが滅茶苦茶らくちんで、今となっては背景シート無しの環境には戻れそうにありません。それどころか、別のデザインの背景シートを買い足そうかと考えてさえいます。


背景シートのすゝめ

背景シートのすゝめ

 というわけで、背景シートを使うと、よりクオリティの高い写真が楽に撮れるようになると思います。
 しかも、背景シートはそれほど高額な品物ではなく、例えば僕が購入したものは10枚入りで1,980円でした。カメラ関係の出費は高額なものが多い印象がある中にあっては、この程度の出費はあって無いようなもの、と言っては言い過ぎでしょうか。だとしてもこの程度の出費で簡単に写真の質を上げることが出来るのであれば、背景シートはそれだけのお金を出す価値がある品物なのではないかと思います。

 ストックフォトの投稿をしている方や、オンラインショップに出品する品物の写真を撮影している方などで、背景シートを使ったことがないという方は、使ってみてはいかがでしょうか。

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