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犬猫の糖尿病について

「糖尿病」とはインスリンの分泌障害に伴う、慢性の高血糖症のことです。

インスリンとは、膵臓で作られるホルモンのことで、血糖値を下げる働きがあります。

血糖の調節には、アドレナリン・グルカゴン・コルチゾール・インスリンが関わっていますが、この中で血糖値を下げる方向に働くのは唯一インスリンのみです。

「血糖値を下げる」と言うと、身体から血糖値を排出するかのように感じるかもしれませんがそうではなく、血液中の糖を細胞に取り込み、貯蔵するのが本来の目的です。

ワンちゃんネコちゃんが進化してきた過程を考えてみましょう。
常に飢餓を耐えしのぐ状態で、たまに食べられる、食べるためには狩をするかしかないというのが進化してきた環境です。

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