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名前わかってる?実験。【飼い犬&猫編#4】

 「うちの猫、いつも名前を呼んだら来るよね。」

 そんな会話をしながら、初めて飼い始めた猫に賢さを感じた色々な出来事に思い巡らす。

 犬の方が賢いと思っていたが、そもそも犬は『ネコ目イヌ科イヌ属』らしく、大きなくくりとしては猫であると考えると、猫が犬並みに賢いというより、犬が猫並みに賢いというのか正しいのかもしれない。

 とにかく、呼ぶと振り向いたり、「ナー」とひと鳴きして近寄ってきたり。なかなか賢い。これはきっと自分の名前をわかっているに違いない。
 ということで、実験することにした。

 〈実験〉
 うちの猫の名前は『ネク』。

 いろんな名前で呼んでみよう。
 「やまだ!」「やすじろう!」
 「ぱんちょ!」「まっち!」…

 振り向く。一回で振り向かずとも、何度か呼ぶと、どの名前でも振り向く。

 ちなみにうちの犬の名前は『ジョルノ』。

 犬にもに呼びかけてみよう。
 「ピグモン!」「ささき!」
 「ジョバンニ!」「ポチ!」…

 犬も振り向く。

 〈結果〉
 たぶん、私たちの感覚ではあるが、犬猫は、呼び名を自分の名前として認識していないのではないか。

 ただ、呼ぶ時に共通していることは、
それぞれに、あなたに気持ちを向けてますよという意識、気を送っていたということ。

 きっと、そういう自分に向かっている愛みたいなものを受けて、気持ちのキャッチボールをしてくれているのではないかと。

 この子たちの観察や小さな発見は、癒しをもたらしてくれる。また、新しい実験もしてみよう。楽しみがまた一つ。

 ありがとう、日常。



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