犬の世話っておいくら?【飼い犬&猫編#6】
犬も猫も毎日のお世話が必要なペットである。
犬猫2匹が家族に加わるまでには段階があった。
最初に犬を引き取りお世話が日常化。次に猫が…という順になるのであるが、2匹が家族の一員となるステップは別途まとめることとし、今回は家族が犬のために働く《お世話》だけを独自に金額として算出してみようと思い、我が家の犬世話事情をまとめてみることにした。
まずは犬の世話の内容を、毎日、週1回、月1回と3タイプに分けて列挙してみる。
〈犬/毎日のお世話〉
外で排泄(約4回)
顔拭き
歯拭き
ブラッシング
水の入れ替え(2カ所)
食器洗い(朝夕2回)
ごはん(朝夕2回)
おやつ(約2回)
散歩(合計60〜90分)
あえて、全力ダッシュ
体拭き
くっついて甘えさせ、撫でる
抜け毛の床掃除(朝夕2回)
〈犬/週1回のお世話〉
耳掃除
歯ブラシを使った歯磨き
〈犬/月1回のお世話〉
シャンプー
足裏毛切り
爪切り
肛門腺絞り
ざっとこんな感じである。
毎日のお世話を金額にすると。
こうやって挙げてみると、この子のためになかなかなボリュームのお世話をしておるなと感じたので、毎日のお世話に費やす時間を考えてみた。
〈犬/毎日のお世話/時間〉
外で排泄(約4回)→20分
顔拭き →2分
歯拭き →2分
ブラッシング →5分
水の入れ替え(2カ所)→3分
食器洗い(朝夕2回)→3分
ごはん(朝夕2回)→4分
おやつ(約2回)→3分
散歩(合計60〜90分)→90分
あえて、全力ダッシュ →3分
体拭き →3分
くっついて甘えさせ、撫でる →10分
抜け毛の床掃除(朝夕2回) →20分
168分/日
では、それを金額で換算してみる。
約3時間とし、時給1,200円とすると…
3,600円/日。
この時給でアウトソーシングした場合、
1年間で1,314,000円ということになる。
うちの犬は抜け毛が気になる大型犬であるため、毛の抜けにくい小型犬に比べてお世話時間が多くなっている。
さらにこの犬は盲導犬になれずキャリアチェンジとなり引き取った。その時のしつけの癖が残っており、排泄のタイミングには必ず外に出してやらなければならない。
それ故、家族は犬の排泄タイミングが取れる様調整し合い、“排泄”のお世話に合わせた暮らしになっている。
結局、1年間のお世話は。
毎日のお世話のボリュームを考えただけでお腹いっぱい感があるが、残りのお世話についても挙げてみる。
〈犬/週1回のお世話/時間〉
耳掃除 →3分
歯ブラシを使った歯磨き →3分
〈犬/月1回のお世話/時間〉
シャンプー →乾かすまで90分
足裏毛切り →5分
爪切り →5分
肛門腺絞り →3分
127分/月
毎日のお世話のことを考えると、たまに行うお世話は大したことないなと思える時間量だ。
ちなみにアウトソーシングした場合、
時給1,200円換算なら、
1年間で約28,800円ということになる。
(ペットサロンを活用しないとして。)
お世話の1年間金額換算
《総合計 約1,342,800円。》
実際、毎日のお世話の一つずつの時間は短いため、それほど大変さを感じない。その時の犬の反応も楽しく、面倒さを感じにくいのかもしれない。
しかし、大型犬のため、散歩の時間をしっかりとらなければならないのが大変ではある。そうしなければ、犬はストレスを溜め、室内でびっくりする様なイタズラをしたり、削れて短くなるはずの爪が無駄に伸び、怪我したり爪切りが大変になるなど弊害が出てくる。
とはいえ、「今日はあそこに行こう!」などと声をかけながら楽しそうに(みえる)見上げる姿が愛らしい我が犬との散歩は、いつも楽しいものである。
仕事のために子どもを預けたい、趣味のために時短で働きたい。それぞれの考えがあっていい。うちは犬のために昼間自宅に戻れる仕事を、ということになった。
贅沢を言わず、笑える範囲の無理を少しと、癒し合いを重視する生活もありかなと。
猫も加わり、お世話も増えたが、楽しさも増している。
ありがとう、日常。
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