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高専生こそ英語を勉強するべき!TOEIC学習のすゝめ

どうも、元工学徒と申します。
私は、高専からの編入を経て某大学で経済学の学士号を取得しました。そして編入までの過程で、TOEIC775点を取得するまで勉強してきたのですが、今まで多くの恩恵に与っています。そこで今回は、高専でTOEICを頑張ることのメリットを6つ紹介したいと思います!!

※TOEICテストの攻略記事はたくさんあると思うので、今回はあくまで高専・大学在学中に感じたメリットのみの紹介です。そのような記事を期待した方々は、今すぐいいねだけしてTurn Backしてくださいネ!



① 編入試験で無双できる

 まず思いつくTOEICを勉強することの恩恵としては、編入試験の英語科目でアドバンテージを持つことができることですね。

 ほとんどの大学・専攻科での編入一般試験では、英語科目の点数をTOEICの点数で得点化します。TOEICを提出する義務のない大学はかなり限られてくるので、TOEICのスコアを持たないで編入を志望することは、ももたろうがキジのみつれて鬼ヶ島にいくくらい無謀なことです。
 
 また、理系で編入するなら600点取れれば殆どの大学で通用しますし、730点取れれば英語力でねじ伏せることができます。(文系でいい大学に編入したいなら、750点でギリだし、最近は800点代は欲しいかもしれません…)

 正直TOEIC600点取るのは、順当に勉強すれば難しくないと思うので、コスパよく編入合格を勝ち取りたいならここら辺のスコアを目標に頑張ってみてもいいかもしれませんね!

 あと余談ですが、京都大学の編入試験は文理ともにTOEFLスコアの提出が求められた気がします。細かいことは、募集要項を確認してみてください。

② 単位認定で、必要単位数が目減りする

 次に思いつくのは、高専の卒業に必要な単位数が目減りすることです。怠惰な高専生なら、毎週学校に行き授業に出ることの面倒臭さがわかるはず!
 しかも、高専4、5年次になると卒業研究やら編入試験・就職活動なんかでさらに行く気がなくなりますし、僕なんかは高専に隕石が落ちてぶっ潰れてハッピーみたいな空想を何度もしていました。
 
 しかし、TOEICで一定のスコアを取得できれば、卒業への負荷を軽減することができます!うまく授業の入れ方を工夫すれば、全休もとりやすくなります!TOEICサイコー!!

 自分はTOEIC勉強のついでに英検2級も取得することでさらに卒業に必要な単位数を減らすことに成功しました。英検2級はTOEIC700点くらいのレベルのころに受けたので、簡単に取得できました。2級程度ならライティングとスピーキング以外殆どTOEICの勉強で賄えます。ぜひ、英検とTOEICのダブルパンチで楽な高専生活を勝ちとってください!

③ 高専での英語授業が楽勝になる

 3つめのメリットは、高専での英語授業が楽勝になります。高専では、マジで英語の授業のレベルが低いです。私の高専では3~5年次までTOEIC対策の英語授業がありましたが、今思うとおしなべてレベルが低いです。なぜなら、ほとんどの高専生の英語力が低いから。私のいた高専では、そんな大多数の高専生が単位を取れるように、TOEIC600点レベルの単語のテスト(回答は4択の択一式)や、授業中に扱った問題をそのまま出題したアホクサ定期テストなんかをしていました。

 そんな中、事前にTOEICの勉強をしていたらどうなるか。なんとノー勉で単位が取得できるようになります!!

 例えば、定期テスト期間中、ヘビーな科目のテストと英語のテストが同じ日にあった場合、周りが英語の勉強に気を取られないといけない中、自分は英語のことなんか考えずヘビーな科目だけに集中して試験対策することができます。何なら、英語は定期テスト期間中のオアシスみたいな気持ちになっちゃいます。
 学校生活のQOLを高める上でも、英語は役に立つのです。

④ 強みができて自信になる

 4つ目のメリットは、英語という強みができるということです。高専には、優秀な人がたくさんいて、自分の学力がそこまで高くないと錯覚してしまうことがしばしばあります。ですが、そんな高専でもお手軽に自分の武器にできてしまうのが英語なのです。
 高専生の殆どは、受験もないし英語の必要性を感じることはありません。なので、高専のレベルの高くない英語の授業をただ受けているだけの優秀層は、英語のレベルも高くなかったりします。つまり、誰でも英語力をちょっと研鑽するだけで、トップ層に入り込むことができちゃうのです!

 また、高専ではたびたび英語と向き合う時があります。(e.g. 論文を読むとき, 海外サイトで調べものするとき, プログラミングの変数名を考えるとき)
 そんな時、TOEICで高めた英語力があれば、簡単な文章程度なら翻訳を介さなくても自分で読めちゃうのです!

⑤ 就職・大学院に行くときに間接的に役に立つかも…?

 5つめは、就職や大学院進学の時に役に立つかもしれないということです。私は、大学に進学後、大学院に行くか就職するかに2択で悩んでいた時がありました。そんな時、自分の選択肢の幅を広げてくれたのがTOEICでした。

まず、大学院進学については、一般で受ける場合TOEICやTOEFLのスコアが必要になることが多いです。当時調べたところ、直近2年以内に取得したスコアのみ提出可能みたいな募集要件は多かったので、高専時に取得したスコアをそのまま大学院試験で流用できるかどうかはわかりませんが、少なくともTOEICを勉強した経験があれば、勉強したことない高専生・大学生に比べて優位に受験を進めることができると思います。

次に、就職試験についてです。私は、文系だったので文系就職に関することしかわかりませんが、私の体感では少なくともTOEIC700点以上あれば胸を張って履歴書の資格欄に書くことができますし、800点後半~900点代であればそれを強みとして就職活動に挑むことも可能じゃないかなと思います。また、企業によっては入社時にTOEIC高スコアを求めてくる企業もあったりします。(皆さんご存じ楽天なんかは、入社までに800点が必要)

私は、結局就職という選択肢を取りましたが、履歴書の資格欄のところに「普通自動車第一種運転免許」以外にプラスワンでTOEIC775点のスコアが書けたので、少し安心感を持つことができたと思います。

⑥ 海外旅行中に英語を駆使することができる

 最後に感じたメリットとしては、海外旅行中に英語が駆使できるというところです。皆さん海外旅行はしたことありますか?
 英語を自在に操って海外を満喫できたら、すごく楽しいですよね?
 実は、TOEICを600~700点くらいまで勉強すれば、自在に英語を扱えなくても、海外旅行するために最低ライン位の英語力(より正確には英単語力)が身に付くと思います(個人的な意見です)。

 中学レベルの英文法力があれば、海外旅行での会話はできます(現地の人も手加減してくれますし)。しかし、中学レベルの単語力と読解力だと、正直海外旅行を己の英語力で回れる最低基準には達せないかなと思います。ですが、TOEICを勉強すれば、そこらへんは心配なくなります。

 海外旅行を一人で行うことができると、次のようなメリットがあります。
・値切り交渉が自分できる
・日本語ツアーを付けなくても回れるので、安く旅行することができる
・単純に自身の英語力を試すことができて楽しい。

 海外へ行くと、英語の重要性が身に染みてわかるようになりますし、日本とは違う価値観の連続でわくわくします。国外の旅を体験したことない学生は、一度行ってみると面白いかもしれません!

さいごに

 高専生活や進路を考える上で、いかにTOEICが有用であるかをわかっていただけたでしょうか?
 TOEICは基本的に積み重ねなので、早ければ早いほど勉強のリターンが大きくなってきます。今までだらだらとした高専生活で何か打ち込めることが欲しい!将来の進路決めを少しでも有利に進めたい!という方はまずはTOEICに着手することをお勧めします。自分も高専3年の中盤くらいから暇つぶし程度で単語を覚えていきましたが、とてもいい選択をしたなと自分をほめてあげたいです。
 TOEIC教に入信希望の初学者の方は、最初はぜひ書店で金フレ(単語力に自信がない場合は銀フレ)という単語帳を購入して、勉強に励んでみてください!


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