入院5日目の記録

ダメだ。目覚めとともにめまいが襲ってきて、体を起こしただけでグルグル…いや、グワングワン…。

めまいがひどいから体勢をいろいろと変えるんだけど、適切なポジションが見つからない。

結局、吐き気がひどくなってきたから看護師さんにお願いして吐き気止めを注射にて。

吐き気が治ったと思ったら、頭痛なのかなんなのかに襲われ、踏んだり蹴ったり。

それで午前中が終わってしまった…

ただ、めまいが小さい時を見計らって自立して、歩行も始めた。

フラフラしながらではあるものの、自分の足でしっかりと地面を捉えている感じが懐かしく、うれしさを感じた。

トイレはものの数メートル先にあるから、トイレの度に自分自身のめまい度合いを図りながら、機会を伺って歩いている。

しかし今日のめまいはツラい。

気を抜いてるとすぐに倒れてしまいそうなぐらいにグラグラ、グワングワンと頭を回してくる。ひどい時には横になってる時にすら回してくるもんだから、やり場のない絶望がある。

子どもたちに『がんばって早く治すね』なんて約束した手前、手足の回復を早くするように自分なりに機能回復訓練を開始。

カッコいいこと言っても、できるのは手足動かすぐらいなのと、めまいが弱いタイミングで立つ、歩くぐらい。

そんなことを繰り返していたら、主治医と話す時間になった。

結局、火曜日に再度検査を行い、そこで退院の可否について判断することになりそう。結局、1週間以上入院することになってしまった…

ただ、そこに向けてできるだけ機能回復を図るんだ。そこでめまいの回復度合いに目処がたてば…

とはいえ、筋肉を鍛える、なんてのと違い、めまいなんてどうやって回復促したらいいのかなんてサッパリわからないもんな。困ったな。

そんなことを思った入院5日目だった。