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贅沢な思いをさせてもらってます

我が家の長男。
度々僕のnoteに登場してもらうことがありますが、
ここ最近、保育園が楽しい、と。

「それは良かったねぇ」なんて話をしていて、
ふと気づいたのが、
長男が自分の身の回りで起こっていることに対して敏感に、
やさしく対応しようとする様子でした。

もともと、曲がった事が嫌いで、
キツい言葉づかいをしている人を見かけようものなら
「ダメだよね」と、
僕や我が家の妻に同意を求めるぐらい
「人に対してはやさしく」
といった態度を示すことが多かったのだけれど。

おそらく、彼の中では「誰か」が「傷つき」
「悲しい表情」を浮かべていることは
看過してはいけないことであり、
それが自分との関係性が近しい人であればあるほどに、
なおさらなのかなぁ、なんて思うわけです。

彼の両親は僕と妻なのだけれど、それほどに強制的に
求めるようなことはしていないとは思う。

ただ、なーんとなく、本当になーんとなくだけど、
親の勝手な言い分として、
思い当たる節がないことはない気が。

楽しい、といい始めた彼と、
あまり好きな言い方ではないのだけれど、
彼のことを褒める際に、
ちょっと具体的にした時期が重なる。

「君の〇〇はステキ」みたいな。

けど、それだけではないというのは十分にわかっている。
わかっているというか、
それだけで片付けられる話ではないのだ、
ということをわかってる。

彼は多分に漏れず、甘えん坊だ。
けど、自分の気持ちを活かしながら、
母親に甘えたいという気持ちをグッと
抱えながら僕に対しても気を使ってくれる。

基本的には一緒に寝るのだけれど、
我が家の妻と僕との間で「寝たい」と、
必ずいってくれる。

それは嬉しい。もちろん嬉しいのだけれど、
「上手になったな」という、
そんな大人染みた言い方ではなくて、
「相手が喜びそうなこと」をいいたがってる。

どうやら保育園でも同じように振舞っているのか、
全く異なる様子になっているのかは、
正直、僕には理解できかねる。

だけど、保育士と話していて感じるのは、
やっぱりいつもの彼らしい反応だから、
恐らくだけど、同じく接してるのかもしれない。

ここで痛感する。

一緒に生活をするからといって、
何でもかんでも制御なんてできないし、
しようとも思ってないんだけど、
贅沢だなぁ、って思う。

そんな風に考えることができることもそうだし、
こうやって文章にしたいと思えることもそうだし。

だから僕や妻は、また彼に喜んでもらうために、
喜んでもらえそうなことを考える。

そしたら、また彼も人に喜んでもらいたいと、
思ってくれるのかもしれない。

そんな循環を作れるのであれば嬉しい。


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