見出し画像

テレワーク下(顔が見えない環境で)のコミュニケーションで気をつけること

どうも、遠藤(ryosuke_endo)です。

ぼくが属するシーエスレポーターズでは、3月3日から全社員に対してテレワークでの勤務としています。ぼくも仲間たちもテレワーク状態になってから既に2ヶ月が経過してきたのもありますので、ぼくとしてテレワークについて気をつけているコミュニケーションの取り方について書いていきます。

顔が見えない分、情報が不足しがち

これまでなら同じオフィス内にいた人たちが、オフィスに足を運んだとしても顔が見えない状態になるのがテレワークです。この状態で気をつける必要があるのは、顔が見えない相手の心情を理解するためにいろいろと方策と対策を考えなければならないということです。

テレワークを導入している人たちは、必然的にコミュニケーションの取り方がチャットツールを利用したテキストベースになっていくものと思いますが、テキストでは相手の心情はもちろん、こちらの心情を伝えることのハードルが高くなります。

それは至って当然なことで、面と向かいあう場合には声の大きさやトーン、表情に身振り手振りなど、たくさんの情報の受け取れていたのに、テキストのみの場合には心理的な部分まで伝えるためには工夫が必要です。

大袈裟なまでにテキストでのアクションを

感情が見えない分、テキストで相手に対して好意的で前向きな言葉も、時として冷たく、怒っているように受け取られかねません

「ありがとうございます。」

「ありがとうございます!」

であれば、「!」アテンションマークがついている方が語気が強くなりますし、意気揚々としている様子が伺えます。

アテンションマークを利用しない場合ではどうでしょう。

「わかりました」

「わかりましたっ」

では、語尾に「っ」が入ることによって、明るさを表現することができます。

いわゆる上司の人が部下の人に対してお礼を述べる時だって、テキストベースでのやりとりをする場合には注意する必要があります。

「ありがとう」

「ありがとおおおおお!!」

ではどちらが喜んでくれているのか明白です。

面倒だなぁ、と。

そうそう思う気持ちは理解できますが、テキストベースでやりとりをする以上は、大袈裟なまでにリアクションやテキストのアクセントを作り出していかないと「怒ってるのかな......」「機嫌がよくないのかな......」と受け取った側としては不安な気持ちを抱いてしまいますので、大袈裟なまでに感情を表現することは(キャラクターもあるとは思いますが)注意し、意識していた方がよろしいかと思っています。

短いテキストのやり取りや、整理して箇条書き

テキストベースでやりとりをする中で、ついつい説明が長くなってしまうことって往々にしてあると思いますし、ぼくもついつい長く書いてしまうケースがあります。ただ、長くなるのであれば整理して箇条書きにした方が双方にとって良いはず。

なぜなら、長くなる場合、最悪、
何を言いたいのか、
どんなことを知りたいのか、
どうしたらいいのか
がわからなくなってしまいます。

特に対面でのやり取りであれば雰囲気や文脈でわかるようなことも、テキストベースのやりとりでは全くわからなくなります。

テキストが長くなる場合には、伝わるものも伝わりづらくなる場合がありますし、情報の受取り手としては読み解くまでに時間が必要になったりしてしまうので、生産性を高められるはずのテレワークでテキストの読み取りが必要になってしまうことは決して本意ではないはずです。

テキストでのやりとりは、基本的に会話のキャッチボールが前提なので、一度に答えを出すような長いテキストではなく、短い言葉での応酬が増えることによって双方の理解を得る努力が必要です。

また、答えが出ていて、そこに向けてひた走るだけの場合には、要素を整理した上で理解しやすいような箇条書きを採用したらいいでしょう。

とにかく「わかるだろう」は「わからない」

冒頭でも書いていますが、テキストベースになっているコミュニケーションの中では情報が圧倒的に不足しますので、「わかるだろう」と思っていることは根本的に伝わっていないことを理解すべきですし、その理解をしているかどうかによって相手とのやりとりが有意義なものなのかどうかが決まるといえます。

むしろ、相手の立場に立場立つほどに、テキストベースでのやりとりになった際の情報不足感をどう補うのかを常に考え続けないと、結果的にディスコミュニケーションになってしまうケースが多々あるでしょうし、そこで挫けてしまう人もいると感じています。

テレワークでのコミュニケーションにおいて、最低限押さえておくべきポイントは、ここに列挙している以外にもあるのですが、また別の機会に書いてみます。

それでは、また。


最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。 お読みいただき、それについてコメントつきで各SNSへ投稿していただけたら即座に反応の上でお礼を申し上げます!