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入院生活26日目(10/11)の記録

曇り空に不安

なんだか、こう、ふわぁ…っとしてる朝。

朝の雰囲気が…じゃない。ぼくの頭がふわぁ…っとしてるんだ。

頭が悪いとか、浮ついた脳内だとか自虐的に言ってるわけではなくて、めまいの症状、つまりは“状態のひとつ”だ。

なんだか慣れてきたような気がするのだけど、慣れてきたところで、気分がいいわけではないから、慣れてないんだと思う。

いや、慣れてきたからといって気分がよくなるものでもないか。だとしたら、慣れるとか慣れないの問題じゃないよな。

入院して以降、頭がふわぁってしてる症状が出るのは、決まって気圧が低くなるとき、もしくは、すでに低い時。

そんな風にかくと「えんどうの頭は気圧計か何かなの?」なんて冗談半分にいわれるかも知れないけど、あながち間違ってないように思うんだよね。

実際、気圧データ見てみたら、前日よりも低かったし、偏頭痛があるって看護師や、奥さんが気圧の変化に弱いって人に聞いたら、やっぱりそれらの人たちは症状が出てるんだもん。

今朝は曇ってるから、誰がみたって“気圧が低そう”なのはわかるんだけど、そうじゃなくて“低いな”って確信できちゃうぐらいに頭がモヤモヤというかフワフワというか、グラグラというか。

目をつむったら転げてしまうような状態。それが気圧の低かったり、気圧が低くなる予定だったりする時のぼくの頭の中。

これ、決して楽しいものじゃないから、可能ならばやめてしまいたいなぁ、とは思うのですよ。可能ならね。

リハビリの状況

間違いなく、疑いようのない順調さ。あまりにも順調な回復度合いで、少し不安を覚えてしまうぐらい。

いや、ごめんなさい。そんなことはありません。うれしいですを

ほんとに順調だから外泊の申請をしたのであって、体の機能的な面でいうと、日常生活は遅れるレベルになってきてるんじゃないかな。

かな、というと自信がないみたいに受け取れるけど、自信があるからこそ、自宅に帰りたいと欲も出てきたわけで、その欲の出方自体はいいものだと自覚してます。

両手の握力は、右も、左も順調に伸びてきてるし、足の力もしっかりしてきた。一ヶ月も入院していて、二週間前からリハビリを取り組んできているのだから、むしろ、そうでなければ困るのだけどね。

過去にトレーナーとして活動してたから、作業療法士やら理学療法士の話す内容や目的は素直に受け止められるし、割と会話もスムーズにできているから、負荷量や質についても、ある程度は任せてもらいながら取り組めてる。

まだ、子どもたちと走ったり、相撲を取ったりするのはまだまだ不安があるし、きっとできないのかも知れないけど、手をつないで歩くぐらいはできそう。

それをしたいと思いながら取り組んでいるからこそ、前向きに、下を見ずに取り組めているのかもしれない。

そして、前向きに取り組んでいるからこそ、結果もいい方向でついてくるのかもしれないな。

そう考えると、もっと自分に期待したくなる。期待してもいいかな。

外泊申請の結果…

先日、病院側へまだまだ、完全なる状態ではないのかもしれませんが、流石に丸々と一ヶ月も病院の中で過ごしていたんだから、そろそろ出してください、と依頼した一次外泊の切実な願い。

聞き入れてもらえたから、土曜日から月曜日まで病院の外へ出ることに。よかったよかった。

妻が何もかもを請け負ってくれていて、自分の仕事がある中でも、子どもたちのためにがんばってくれてるから、少しでも報いることができれば…とは理想では思うものの、そんなこともすぐに叶えられないぐらいにポンコツに成りかけてきたのですから、そうはうまくいかないだろうな。

けど、久しぶりに帰る自宅へ、気持ちはワクワクします。子どもたちとの生活、妻との生活、それらを引括(ひっくる)めた日常生活。

思い切り楽しみたいですし、体に負荷をかけたい。そんな気持ちです。

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