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#えんどうnote ニュースにレコメンドやコメントは有用だけど弊害もあるよね

どうも、えんどうです。

ニュースの読み方とか取得の仕方って、どんな方法を利用されてますか。

ボクはGooleアラートに気になるキーワードを(「Web」「マーケティング」「PR」といった形式で)入れておいて、定時連絡してもらう(毎朝08:00にGmailに届く)ように設定してます。

他にもFeedlyってRSSサービスを利用していて、キーワードではなく気になるブログや新聞社のサイトなどの更新をストックしておくサービスなんかを利用しています。

それにNewspicksやTwitter、最近はLinekdInなんかも活発に出入りしていますが、こうやって書いてみると随分ととっ散らかってますね。管理しているのか、管理されているのかがわかりません。

ただ、ニュースへの向き合い方もSNSが生活に密着するようになってから随分と様変わりして、誰かのコメント付きで流れてくることも増えてきました。そのおかげで理解が進むことも確かにありますが、同時にそれを前提としてる人たちも必然的に生まれてきてるよな、なんてことをダラダラと。

解釈が添えられることが前提になってきている

今回、なんでニュースについて扱おうと思ったのかと言えば、以下の記事をよんだことからでした。

中でも、この部分は「たしかになぁ」と納得したうえに、「これを分析・説明できる」って賢いなぁ...なんて具合に平易な感想を抱きまして、自分とはなんと浅はかな人間なのだろうと落ち込んだものです。

SNSなどでは個人のオピニオンとともにニュースがシェアされるため、ニュースそのものの内容だけでなく、解釈のフレーミングが与えられた状態で受容することが増えている

「解釈のフレーミング」とは随分と的確な表現だなと感心したのですが、SNSなんかでは流れてくるニュースにコメントが添えられていることもありますし、ニュースサイトなどの媒体によってはコメントが書けるようになっているものもあります。

記事によると、自分から興味関心のあるニュースを掘り(探し)に行く人たちをメディア高関与層と呼んでいます。

さらに、そんな能動的にメディアへ関与する人たちの中には、デジタルメディアを重視するクラスタ(集団)が形成されていて、ほぼ同じ割合で中高年と若年層に分けることができるそう。

好き/嫌いからニュースに入る

どちらも重視する媒体がデジタルなのですが、若い世代と年齢が高めの人たちの間には嗜み方が異なるようで、(数値は記事内に譲りますが)若い世代は解釈のフレーミング上にある(反応が添えられている)ニュースを好んで取得する傾向にあると。

情報感度が高いニュース受容者の中でも、年齢が高めの人々はストレート記事や解説、評論などを読んでおり、〈理解を深める〉という志向があるとまとめられる。その一方で、情報感度が高い若年層は〈周りの反応を知る〉という志向を持つという対比性が確認されるのだ。

これがいい悪いではないのですが、そもそも誰かの反応を見てからニュースなどの情報に触れることは、前提として好き/嫌いが入っていることを無視できません。

普段から自分が好意的に思えている、もしくは好意的に感じるような発信をしている人が添えているコメントであれば目に止まりやすく、「納得」ってフィルターを通して飛び込んでくるわけです。

記事内でも触れていることなのですが、「おすすめ」に抵抗がないってことです。「誰かが推してる」からとか「推しのコメントがあるから」といった形で、すでにバイアスがかかった状態でニュースに触れ出してしまうわけです。

そうではない人も中に入るのはわかっていますが、正確なレコメンドエンジンを搭載したAIよろしく、フィルターにかけられた情報がさらにフィルターをかけられた状態で取得されている構図なのだと考えると、自分自身の情報への触れ方を見直さなければならない気もしてきます。

ファン化が起こす情報取得における弊害

言ったらキリがないかもしれませんが、そもそも新聞やTVで報道される内容も新聞社やTV内の記者、ディレクター、編集長、プロデューサーなどといった「人の目」を掻い潜って出されている情報です。

誰かの目を通して出された情報なので、生の情報だというわけにはいきません。何が一次情報なのかといったことを考えられないと、そもそもが情報に踊らされてしまうことになってしまいます。

誰かのコメントがあるから信憑性が高いのかと言ったら、その面はあるかもしれませんが、そもそも前提条件として「好き/嫌い」なんて感情が入ってしまうことに情報へ触れる態度として真っ当なのかどうかをボクなんかは考えたいところだったりします。

ボク自身も適切なコメントをしていたり、フラットに物事を見ている人のコメントが好きだったりするのですが、それとコメントを出す人が紹介する情報なのだから信憑性が高いと捉えることは別の問題です。

そもそもニュースや何かしらの情報に触れることは、前提を把握することが大事だとボクは考えます。

前提となる条件や情報を取得した上で、自分ならどう考えるのか。

事実と意見を分けろ、なんて言われますが、最近になってこの意味がなんとなくしっくりきています。

だからといって自分がすごいわけでもなんでもないのですが、個人にファンがつきやすくなってきたからこそ、情報に触れる態度に弊害みたいなものが生じているのではないかな、と思った次第なのです。

ではでは。

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著者の紹介

えんどう

おおよそのことは苦手な意識低い系。新潟で三児の父を。はい。【いま】株式会社アシスト http://niigatadenki.com (HR/PR)【これまで】PR/ Maketing / SNS /オフィスえんどう(個人屋号) 【ほか】 #えんどうnote

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