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個人が企画することの強みと弱み、というお話

#9 /23 #スポーツの未来に僕たちができること と題してスポーツをビジネスの切り口から盛り上げるためのイベントを開催します、ということは直近1ヶ月内における僕からのパワープッシュになってます。

しかし、起案や企画、運営母体があるわけではない個人が資金調達から広報・PR、そして当日の運営までを担うため、その力が及ばない現実的なところが弱点かなぁ...なんて記事を書きました。

そして、その実体感がなんなのか、ということを今回は書いてみたいと思います。

以前の記事で触れているのは、そもそも認知を受けるためには実体感のある方法が必要で、現状はそれができていないため、その方法をやるようにします、という宣言にも似たものでした。

しかし、それを行うためにはもっと先のことをやらなければならないことがあり、それは周知努力とも言えるもの。

目先の周知努力として、チラシやポスターを展開することを考えていたのですが、同時にメディア展開も考えなければなりません。


今回、クラウドファンディングを3サイトで実施した上に、全体の目標額を大きく上回ることができました。

それを考えると、僕自身もそうですし、サポーティングチームとして活動をしてくれている皆さんも感じてもらっていることなのですが、Web上ではそれなりにうねりを出せたかな、という実感を持っています。

しかし、それでは情報が届かない人たちに対してもタッチポイントを増やすためには何が必要なのか、と考えるとマスメディアの力を借りないことにはそういう人たちには届かないのだというところ。

いわゆる新聞や雑誌、TVやラジオといったマスメディアに取り上げてもらい、それが横展開していく、もっといえばさせることが現在の目標です。

もちろん、それには大きな課題があります。それは、ちょっと先の時代、今回の僕が取り組んでいるような個人間の繋がりでことを成そうとすることが前提になっていく上での課題と言えます。


今回のイベントは僕が起案者であり、発案者な訳ですが、決して一人では成立していませんし、一人でやっていたとしたら9月に入った時点でこんな風に文章として書き起こせるものを得ているのかどうかすら微妙です。

個人だけで足りない多くを支援する個人が補い、局面ごとにぶち当たる課題を解決する、もしくは解決に向かうべく知識や見識、専門性を持ち寄って解決に向かう

この動きが前提化しつつある中で、さらに促進させるためには事例を多く作る他ありませんが、すでに大きな実績がある人や多くの前例を持っている人が取り組むのではなく、その人の中には文脈があるかもしれないけど、他の人から見たら全くの文脈がない人が取り組めるようになれば、いわゆる地方創生という大言壮語も成るのではないかと思うわけです。

個人だからこその強みは、所属する組織やグループなどに縛られず、フットワーク軽く動けることにあります。そして、その個人が企業や組織の垣根を越え、専門性や特異性を持ち寄ることで個人だけでは成し得ないほどの大きな力を獲得することができます。

逆を返すと、それが弱みになる、というのが僕をはじめとしたサポーティングチーム含めて感じている間違いのない実感です。

個人でやるからこそ組織に縛られず、それこそ個人の趣味や嗜好といった好きなことに基づいて行動することができるため、所属する組織での活動よりも高い能力を発揮する可能性すら秘めています

しかし、それが仇になるのが個人での活動です。

なんのしがらみもなく、自由に動けるというのは個人の強みではありますが、逆を返せば後ろ盾もなく活動をしなければならないということになります。

今回のイベントでいえば、個人での活動だったために自由にゲストに声をかけ、自らのワクワクを伸張させ、それに賛同する人たちを募ることで個人を拡張させることができています。

しかし、全くもって「普通の個人」でやっているからこそ「信頼度」という意味ではないといえます。そういう意味では、圧倒的な実績を持っているブランド化された個人レベルでないと信頼を得ることは難しいかもしれません。

だからこそ、改めて、このイベントを「普通の個人」が開催することの価値があるとも考えられます。

まだ認知を得て、信頼を得ているとはいえないかもしれませんが、それを乗り越えることを目指し、活動する今は、非常に楽しくワクワクしています。

東京みたいなかっこいいキラキラしたすでにクールな街ではなく、これからクールな街になる地方都市をコーディネートできている感じがするからでしょうか。

そんな大層なことではないかも知れませんが、少なくとも僕をはじめとしたサポーティングチームの人たちが実感している、この”感じ”は勇気をもらえる内容だと強く思うわけです。


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