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森雪之丞という男が放つ言葉の破壊力

森雪之丞という作詞家がいるんですが、ご存知でしょうか。

おそらくね、おそらくですけど、結構お世話になった人が多いんじゃないかと勝手に推測しています。

僕は相当にお世話になりましたし、現在でも僕と生活を共にする子どもたちを含めてお世話になっていますので、思い切り現役。

タイトルでわかるかと思うのですが、今回は森雪之丞という男の持つ言葉の破壊力について共有していただければと思います。

ハッキリ言っちゃえば、僕は森雪之丞なる人物が実在するとは微塵も思っていませんでした

架空の人物で、ペンネームだし、誰ともしれない人間が書いているんだけど、その顔はイチ視聴者は誰も知らない、みたいな謎の雰囲気をバシバシと醸し出してるもんだと思ってた。

その考えは全くもって見当外れだったことは厚顔無恥というのがぴったりくるぐらいに、思いっきり顔出しの上でインタビューとか受けてるし。。

いや、なんならスタッフによるTwitterアカウントまであるし...

森 雪之丞Twitterアカウント

ここまできて、イマいちピンとこない人のために彼の手がけた作品たちを貼り付けていきますが、これでピンときたら完全にあなたも森雪之丞ファンですよ。間違いなくね!


まずはドラゴンボールZのWe Gotta Power、いいですよね。

サビの中で出てくる一節は、現代を生きる我々に対して最も響く言葉のようにも思います。夢中になれるってことは没頭感を引き出しくれるものであり、そこにのめり込むことこそ、偉人になる第一歩だと教えてくれるんです。

夢中になれるモノが いつか君をすげえ奴にするんだ

布袋寅泰というロッカーに多くの歌詞を提供しているのも、実は森雪之丞なんです。動画のスリル、POISON、バンビーナの3曲とも作詞は森雪之丞なんですよ!

僕が特に好きなのはバンビーナの中の一節なんですね。サビに入る前に出てくるこれらの言葉たちは、やっぱり未来への希望を感じる爽やかな気配を感じざるを得ません。

世紀末だって 過ぎれば昨日さ
愛に憑いた 悲しみも消える
低気圧だって 青空の破片
キッスばら撒いて 未来へ行こう

そして、この曲。


キン肉マンGo Fight!! は、スーパーヒーローのあるべき論を僕たちに投げかけてくれるんです。むしろ逆説的な考え方をすれば、僕たちは誰でも心に愛がありさえすれば誰でもスーパーヒーローになれるんだ、ということです。

あぁ 心に愛がなければスーパーヒーローじゃないのさ

何よりも僕が大好きであり、現在進行形で我が家の息子たちが大好きな曲がCHA-LA HEAD CHA-LAです。

僕と生活をともにする長男と次男は1回聞いただけで、サビを覚えてしまいました。そのぐらいにキャッチーでわかりやすいメロディラインに乗せてくる言葉たちが聴くものに襲いかかってくるんです。

頭カラッポの方が 夢 詰め込める

サビの一説にある、この言葉に僕はどれだけ救われ、立ち直るきっかけになったか。余計なものがあると夢の入り込む余地がなくなるだろう、と。

なんて知的でありながらも興奮する言葉づかいだろうか。

またこれらの言葉たちを小気味いいサウンドとリズムに乗せた状態で、聞き入れる歌手が歌ってるもんだから素晴らしい。

その証拠といってはなんだけど、僕と生活を共にする長男と次男は4歳と2歳だけど、すでにこの歌が大好きで、保育園に僕が送る際にはこの歌を聞かないと気分が乗らないとまで言い切っています。

そして、しっかりと二人とも歌いきれる。


流行の曲とか知らない二人が飲める込んでノリノリになれるというのは、単純でありながらもズシンを響くメロディーラインと言葉たちが奏でるハーモニーですよね!

やっぱり歌詞と曲がマッチしていて、そこに歌い手の魂が乗っかった唄は時代なんて関係なく、人の心や体に響くもんだと強く強く強く実感しています。

アニメソングだからといってバカにするなかれ。

そこには一人の男が真剣に、そして楽しみながら言葉を紡いだ結果、大衆を大きく飲むこむことを証明してみせた力強さがあるんです。

雑談でした。

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