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病理医をしながらの日々思うこと

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職場にまつわる様々な話題をトレンドを意識しながら書いていきます.
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#病理

病理診断科における労働衛生 part 3

からの続きです. # 自己研鑽と労働 ~ 目には見えない過労 通常は感染症などの問題をとりあ…

どどたん
5年前
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病理診断科における労働衛生 part 2

からの続きです. # 法律により環境が大きく変化した どどたん先生が病理に入る前のことです…

どどたん
5年前
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病理診断科における労働衛生 part 1

# 実は病院の中で病理は一番危険な場所 今回は病理診断科における労働衛生のお話です.我々は…

どどたん
5年前
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我々病理医が診断するときに考えていること

このノートでは病理医が標本を診断をしているときに考えていることを書いて出してみます.この…

どどたん
5年前
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細胞診は診断か否か part 3

からの続きです. # 細胞診断も当然医行為 病理診断は医行為という発令がされるとちょっとめ…

どどたん
5年前
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細胞診は診断か否か part 2

からの続きです. # 細胞診の始まり 細胞診は今でこそ病理診断の一部として認識されています…

どどたん
5年前
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細胞診は診断か否か part 1

# 細胞診とは まず細胞診とはなにかという紹介からこの記事は始まります.病理検査には大きく組織診断,細胞診断,病理解剖という 3 本柱で成り立っていて,近頃は分子病理診断を別枠として扱う向きもあります.それはともかくとして,これまでずっとこの 3 本を軸にやってきたわけです. 時代が下るに連れて病理解剖は件数が減ってきました(いろいろな理由があるのですが,まずは医療技術が向上したために死後に解剖を行わなくても死因がわかるようになったことが大きいです). それに比して組織

障害者雇用の問題点 エクストラ

# 障害者に対する支援のあり方について どどたん先生は障害者教育あるいは障害者雇用の専門家…

どどたん
5年前
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障害者雇用の問題点 part 2

からの続きです. # 中から見れば 0.5, 外から見れば 1 と数える マンパワーとしては,労働…

どどたん
5年前
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障害者雇用の問題点 part 1

# ある日やってきた一人の職員 はじめに言っておきますが,この話はフィクションです.仮定の…

どどたん
5年前
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とある職場について part 4

からの続きです.これで終わりにします. ♯ うまくいかない職場とは なぜ,X 医療センター…

どどたん
5年前
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とある職場について part 3

からの続きです. # 優秀な臨床検査技師たち さて,ここで少し視点を移して臨床検査技師につ…

どどたん
5年前
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とある職場について part 2

からの続きです. # 理想を追い求める X 医療センター病理部の病理診断のレベルはとても高い…

どどたん
5年前
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とある職場について part 1

♯ とある職場の話について〜プロローグ この話はフィクションです。あらかじめ言っておきます. これまで経験したいくつかの職場環境を織り交ぜて,かつ創作を加えています.とある職場環境 X を例に,職場とはどのようにすべきかを考えていきたいと思います.しばらくお付き合い下さい.この記事では病院,もっと具体的にいうと病理部を例にしていますが,物事の本質はそんなに変わらないと思います. X 医療センターは 1000 床クラスの大学病院に匹敵するくらいのとても大きな病院です.ほぼ