見出し画像

日系企業と外資系企業の違い

こんにちは!
僕は誰もが名前をしっているような、コテコテの日系大企業につとめておりましたが、
海外赴任の機会を得て、インドネシアの現地法人で2年働いてきました。
そこで感じた、「外資系」と「日系」の違いについて、
説明しようと思います。
完全な「外資系」ではないですが、
インドネシア現地法人は、社長もインドネシア人で、
僕の上司もインドネシア人と、かなりローカル化が進んでおり、
サンプルとして紹介させていただきます!

仕事の中での上下関係

皆さん日系大企業の上下関係って厳しいと思いますか?
僕も多くのサンプルはないのですが、
外資に比べると「厳しくない」という印象を受けました。
具体的には、上下関係の質が異なります。

◆日系
 上司以外にも、年齢による上下関係が強い(先輩・後輩) 
 上司に人事権全て握られておらず、人事部が握る
 職位(給与上の序列)と役職(業務としての役割)は基本一致
 おじさんの一般社員はいない(何かしら職位あり給料高い)
 
◆外資
 職位で上下関係が決まる。年齢は関係なし
 上司が人事権握る
 職位と役職は一致。役職を見てみんな仕事する。
 おじさんの一般社員多数。結果を出せなければ上がれない

外資系でこれは日本ではあまりないなと思う特徴的な出来事が2つありました。
一つめは呼び名に関するエピソードです。
インドネシアでは年長者や目上の男性に「bapak」(〜さん)、若者には「Mas」(〜くん)をつかうのですが、
役職が上の40歳の方が、50歳のスタッフに「Mas」呼びをしていて、
日本で言うと、年下を君付で呼ぶようなものですので、
これはインドネシアの上下関係を示しているなと感じました。

2つめは食事会の支払いに関することです。
会社に30前半の女性マネージャーがいるのですが、
その方と僕で食事費用は全て払って、
50近くのオジサンも奢ってもらっていました。
日本では中々違和感ある状況ですが、
インドネシアでは役職=職位で、給料もきっちり仕事に従っているので、
たとえオジサンでも一般の職位の方であれば、奢ってもらうのが普通のようです。。


日本でも年功序列の廃止が叫ばれていますが、
上記のような考え方が根付かない限り、
中々実態も伴って行かないのではないか、、と感じました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?