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執筆を用途ごとに分類すると、執筆時間を節約できそうだった

先日こんな記事を書いた。
ふと思いついた妄想を広げていった話である。

この記事を書くのに実は2時間半=150分くらいかかっている。しかしここに書かれている妄想に費やしていた時間はほんの15分程度である。
この記事の執筆は、妄想自体の10倍の時間をかけていることになる。
なんともまぁ勿体無い。
できることなら執筆時間をもう少し短縮して、時間を他のことに使いたい。

では何に時間がかかっているのか?

一つは文字を打ち込む時間
いま簡単に測ってみたところ、およそ2文字/秒の速度でタイピングしていた。
先ほどの妄想の記事は2500文字なので、1250秒つまり約20分がタイピングに使われている。

また調べ物にも時間がかかる。
執筆中に気になったことを調べている時間である。
これは正確には測れないが、体感として30分程度ではないかと思う。

加えて文章の推敲にも時間がかかる。
書く内容は決まっていても、それをどういう文章として書くか、その構成を考えるのにもやや時間がかかる。
これも正確には測れないが、タイピング自体の時間+αくらいかかっている気がする。今回の場合は30分程度だろうか。

ここまでで80分。
残りは70分なのだが、おそらくここが一番の無駄であった。
残りの70分のほとんどはアイキャッチ画像の作成に使った。
フリー画像を探してきて、いい具合にデザインできないかと四苦八苦した。ただデザインしようとするごとに何だかダサくなっていったので、最終的には画像をポンと乗せただけである。
恐らくフリー画像探しが30分、デザインの四苦八苦に30分というところではないだろうか。

デザインは勉強したいと思っているので、その経験の一環と考えれば全くの無駄ではないのだが、noteの記事執筆だけを考えると余計な時間である。

しかしアイキャッチ画像の話は置いておくとしても、記事執筆だけで80分ほどかかっている。
妄想の時間が15分程度なので、およそその5倍である。
これでも十分に長い。

思考を読み取って文章化してくれる機械があれば良いのにといつも思うが、まだ難しいだろうからそこはアテにできない。

何とか執筆時間を短くすることだけ考えてきたが、かけた80分が情報の整理のためだと思えば、いくらか妥当な時間な気もする。
整理に時間がかかるのは仕方ないと考えると、情報の整理が伴うべき話題を取捨選択すべきではないだろうか。
情報の整理が必要なければ、概ねタイピングにかかる時間と若干文章を整える時間の2つでよい。調べ物はいらない。今回の記事の場合は40分程度に抑えられるのではないだろうか?

現にいまこの記事は、ここまででおよそ1000文字で調べ物は全くしていない状態だが、およそ20分で済んでいる。
先の記事の2500文字に換算すると50分かかる想定なので、40分と言った推定は悪くない。

執筆に時間を要することがメリットである場合もあるだろう。
それは、一旦落ち着きたい時だ。
ブレインダンプというものがあって、イライラした時やモヤモヤした時など感情を整える必要がある時、思いつくままに文章を書いていると徐々に落ち着いてくることがある。
思考が取り留めなく動いてしまって感情が止められない時、それを書くことで思考のスピードを落ち着けて平静な感情を取り戻すのである。
そう思うと執筆の遅さにも良いところはあって、日記を書くメリットの一つはこの辺にありそうだ。

ここまで書いて、どうも執筆には目的ごとに3種に分けたほうが良さそうだ。
以下にまとめてみよう。

【執筆の分類と時間のかけ方】
1つが関連する情報の整理(調べ物)を含む時。
2つ目がただ情報発信したい時。
3つ目が気持ちを落ち着けたい時。

情報を整理したい時は調べ物を含めて時間がかかることを覚悟せねばならない。
情報の整理の必要なしにただの情報発信したい場合は、もう少し手早く済ませることができる。
そして気持ちを落ち着けたい時は、執筆の遅さを利用してあえて文字化するのである。

ふむ、こうして分類できたので、今後はもっと時間をかけるべき執筆の取捨選択ができそうだ。
アイキャッチの画像選定に時間をかけすぎた反省もあるので、この記事ではそこはパッと済ませるぞ。目標5分。
追記:2分で済みました(笑)

こんな感じの分類が参考になれば嬉しいです。
ではでは。

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