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舞台「カラカラ天気と五人の紳士」を観てきたんだな

舞台「カラカラ天気と五人の紳士」

を観てまいりました。

ワタクシ的には年に一度の堤真一さんの舞台のノリですが、なんと高田聖子姐さんもいるし…野間口徹さんもいるし…って感じで、すっかりチケット取るの忘れてて、もはや

明日で大千穐楽

です。

ギリギリセーフ!

コレって

不条理劇の大家・別役実先生

の作品でした。


不条理劇って何?

Wikipediaから


ワタクシ、大学時代に劇団四季の「エクウス」を観て全くわからなくて、ゼミの担当教授にその話をしたんですよ。その時に教授が言った言葉が

「結論を見つけなくて良い芝居もある」

ってものでした。

「そのままを受け入れろ」

「エクウス」は不条理劇に位置付いてはいないのですが、

不条理劇を観る時の姿勢としてはこれだ!って思っています。

「わからなくても良い、そのままを受け入れろ」


今回の舞台「カラカラ天気と五人の紳士」を鑑賞して、正にこの事を思い出しました。

なので、今では不条理劇もワケワカラナクてもスルーできます。ありがとう教授!厳しい先生で、おまえの書いてる事はわからんってワタクシの英語で書い卒論に言った先生です。でも、先生のおかげで他の教授陣に伝わらなくても卒業できました。「あゝ、Y教授の子ね、卒業」みたいな…。ダメじゃん…。

まあ、そんな遠い昔の事は良いとして。

こんな話なんですよ。

オフィシャルサイトから


もうね、棺桶に入るために誰が死ぬ?おまえね?じゃあどうやって死ぬって話を延々としてるわけ。

不毛です、明らかに不毛。


でも、会話の不毛さから、観客からところどころ笑いが起こってました。

すごいぞ!

開始前からまたもや寝そうになってたワタクシはちょくちょく水を飲み続ける…と。

笑いましたよ、ワタクシもね、ところどころね。

でも眠気は取れませんでした。

起きてたはずだけどね。

うん。

まあそう言う事です。

ただね、思ったよね。舞台の世界ではずっとカラカラ天気で、飲む水もないらしいのね。

そうすると人って死ぬ事を考えるのかも


って。

極限状態が来ると他者に暴力的になるか、自分になるか…。

そう言う話なのかな?

でもそれは…ある意味

不毛じゃない現実かも

ね。










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