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劇団☆新感線「薔薇とサムライ2」を観てきたんだな

若干のネタバレを含みます。

今回観たのは劇団☆新感線

薔薇とサムライ2 ー海賊女王の帰還

です。

http://www.vi-shinkansen.co.jp/barasamu2/intro/q

そうか〜前作はなんと12年前だったのか…。宝塚男役として絶品だった天海祐希さん。彼女の女王役と海賊役を見られた前作は、ファンならずとも大満足だったに違いなく、前にもチラッと書いたけれど、彼女の品格はこうした女王役を演じると隠しきれない。(自慢げに言っとくと、前作ももちろん観ている。しかし、その感動は覚えていない…。だめじゃん。)

今、正統派女王役を演じられるのは、きっと大地真央さんか天海祐希さんぐらいなのではないかしら?と思う昨今なのだ。

さてさて、今回は前回から数年後と言う設定らしい。今回の感想は一言。

大大大大大満足。

ああ、

劇団☆新感線の魅力が爆発していた。

いつも同じロックの曲がかかる舞台前。
もはやその段階でワクワク感が収まらないのですが、今回は最後までそれが続いた。

実は、わたしは結構劇団☆新感線を見ている。いや、こんな事を言うと激烈ファンには怒られてしまいそうだ。何しろ今年が設立42周年らしい…。流石に設立当時から見ているわけではない…。観劇好きの同僚に誘われて見始めて…それでも約25年前からだろうか…結構な長さだ。しかしながら、ここ数年は演劇を全て絶っていた事もあるので、ここ何年かは途切れている。しかし、昨年からまた見始めたので、実はいのうえ歌舞伎

http://www.vi-shinkansen.co.jp/kyubi/

とか

http://www.vi-shinkansen.co.jp/shinshuburaigai/

とかは見ているのに…なぜかNoteに感想記録を残していないと言う失態…。何となく覚えているけれど、今更感想文など書けないレベル…。くそ〜。なのでただの自己満足として、ここにこうしてポスター画像だけ残しておきます。

さて、話が逸れました。話を戻しましょう。何が言いたかったのか?

つまり、

わたしは劇団☆新感線が大好き

だと言う事なのです。それかい?

ええ、わたしにとって劇団☆新感線とNODA MAPは商業演劇界の二大巨頭なのです。いやいや、そんなこと言ってる人は大勢いるさって?まあ、そうでしょう、そうでしょう。

そんなわたしが大好きな劇団☆新感線と憧れ極める天海祐希様が5度目のタッグ。
それも大好きな演目である「薔薇とサムライ」の続編。

観ないわけないでしょう?どんな事をしたって観ます。って事で、観てまいりました。

そして繰り返して言うと

大大大大大満足。


劇団☆新感線と言えば、ロックミュージカル調で、ちょこちょこ歌が入るのが一番特徴の一つ。

4年ぶりの“音モノ”Rシリーズ!

と書いてあったけれど、そうか、ここ何本かはそう言えば歌少なかったな…と改めて思って。ゲスト俳優がそんなに歌が得意でなかったから?という印象だったので、それでかと思ったけれど、4年ぶりとは…。

そんな事を思うくらい、今回は

歌満載

だった。

http://www.vi-shinkansen.co.jp/barasamu2/intro/


やはり、天海祐希様、同じく宝塚出身の森奈みはるさん(様とさんの区別はお許しを)をはじめとして歌上手俳優が多く出演した結果だったのかも?マジで正統派

アドベンチャーロックミュージカル

でした。ココで正統派って書くと語弊ある感じだけれど、劇団☆新感線ってロックミュージカルなんだけれど、そこまで正統派ミュージカルって感じじゃないところもあって、それはそれって感じだったモノで、

あくまでも個人的感想ですが、

それが今回は、ここまでも歌うのか?それもこのクオリティで?って感じだったわけです。

天海祐希様も歌いまくりの、宝塚時代を彷彿とさせるお姿まで登場し、

オスカル〜!

いや、オスカルじゃないけど…、

劇場内はもはや狂喜乱舞の大騒ぎ。老若男女問わず、天海祐希様に惚れたに違いないのです。ふう〜。


確かに

歌え、すべては愛だ

みたいな歌詞があったような…。記憶力が乏しいので、正確じゃないけれど、そんな感じ…。

何しろ今回の演目では戦争だったり、塩=麻薬による支配だったり、支配層による労働層に対する経済的抑圧とか今の世界や日本を象徴するような一面も描いているていて、だからこその正義のための、のための、自由のための抵抗だったり、戦いが必要って事を描いている気がした。

いや、そんなこたぁ、放っておいても良いのだ。良くないけどね。

とにかく、もはや幕間を入れた6時半から10時近くの3時間半は満足感の宝庫と化しました。

それもこれも天海祐希様のおかげなのだけれど、劇団☆新感線の看板役者である古田新太さんと他の役者たちとの信頼関係によるハーモニーによるものである事はふたりが語るインタビューからもわかる。(↓インタビュー記事だけでなく、オフィシャルサイトのコメントも是非。)


そして、やっぱり書かなければならない役者がふたり。


劇団☆新感線の女優
と言えばこの女優。

高田聖子

姐さんであります。

今回は、え?D夫人ですか?ってノリもありつつのクセの強い悪役っぷり。

うまい!うますぎる。

悪役なのに嫌味のない演技。
安定感が半端ない。


そして、今ではテレビの俳優さんと言う印象?

生瀬勝久

さん。

5年ぶり2度目の劇団☆新感線参加と言う事だけれど。

1980年、大学に入学[2]。同志社大学の劇団「第三劇場」に所属していた1982年に京都大学系の劇団「劇団そとばこまち」で2代目座長を務めていた辰巳琢郎にスカウトされ[1]、1983年に「そとばこまち」に入団
wikipedia

もともとは学生演劇出身なのです。それも「劇団そとばこまち」!もっともっと舞台にも出演してほしいなあ〜と思ってしまった。

あゝ、書きたいことが止まらない、まとまらない…、そのぐらい興奮+満足の舞台でした。

やっぱり好きだなぁ〜。


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