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コンビニに愛と感謝を。

コンビニエンスストア。この社会を象徴するものでございます。小さな頃から身近にあり、手軽に様々なものをパッパッと手に入れる事ができます。

学校帰りに立ち寄り、アイスクリームを買い、菓子パンを買い、面白いと感じていた時代を過ぎて、食の安全に興味を持ったところで少しずつ離れて行きました。

テロである3.11が起きた時、途端に道に大渋滞が起き、そして次の日に何かを買っておこうと店に立ち寄ると空の陳列棚が並んでいたのを覚えています。そこで改めて人間の世界の貧弱さに気づいたのは私だけではないかと思います。

この社会システムは自然を奴隷としています。
彼らを材料とし、人間の都合で展開しています。

ですから続ければ続けるほど、学びのためのしっぺ返しが起きていきます。私達が傷つけた分だけ、気づかないで暮らしている分だけお返しがやってくるということです。

完璧で統制されていると思っていたこの世界は、その土台である自然の動き一つによって簡単に壊れます。火山灰がほんの数センチ積もるだけで車は止まり、物流は止まり、人間はその一帯に住むことができなくなります。また、波がほんの数メートルとやって来るだけで世界中の沿岸部ー大都市は機能麻痺してしまうのです。

自然に逆らう意図となる人の手が深く介入し、さらに汚染されているこの地球を、何事も起きずにクリーニングし終えることは無理でございます。
既に世界のあちこちで始まっていますが、建て替えをするならば多少の荒々しさは仕方無いもの。人間だけ、私達だけというエゴ、意識を入れ替え、腹をくくるに越したことはないかと思います。

オイカイワタチでも言うように、嘆くのは、置いていかれるのはいつも心の声を聞かなかったワガママな末っ子達ばかりです。声を聞いていれば、感じる心を持っていれば、この極限の物質社会に距離を置くようになり、自然への関心へと移っているはず。

車の音、ざわざわとした街の音、機械音声で繰り返すホームのアナウンス、無機質なビルと競うように並ぶ派手な看板、バラバラな目的で歩く人々の群れ、冷たいコンクリート、植え込みに捨てられた白い袋、散らかり返るゴミ置き場、寒空の下で眠る方・・。

相手を探るような、比べ合うような表情と視線。
感じていますでしょうか?

彼らは自分のルーツから離れてしまったが故に、人と人とは愛でつながれるという事を忘れてしまったのです。愛ではなく、人と人とはモノでしかつながれないと歪んで。ブランドを、ただ格好良さを、そしてカネのやり取りのあるこの社会を選びました。それら全部が、誰かが定めた架空であるにも関わらず、意志を捨てて身体ごとまやかしに委ねたのです。

東京は、東京ではございません。埼玉も埼玉ではなく、神奈川も最初から神奈川というものではありません。

すべて、その上に住み始めた人間が勝手に付けたものでございます。ここは地球、そして有るのは大地、それから山、川、平野。

「人間だけの楽園」にて、人々は何から何まで認識が狂ってしまったのでございます。すっかりと自分達が頂点だと、神になったつもりで彼らの管理に勤しんでおります。

自然も動物も人間の下じゃございません。仲間です、友人です。人々は友人をコンクリートの間に植え込んでいるわけです。友人をペットとし、去勢させ、迷子にならぬようマイクロチップを埋め込んでいるのです。

個人である自然をコントロールしようという未熟な精神が、この利便ばかりを追求した愛の少ない社会を創りました。

そして人々はシステムを受け入れたのです。自らつながりの可能性を否定し、つながりではなくモノで満たされるはずだと実験をしました。

確かにコンビニのある世界は賑やかですけども、皆様はどうお考えでしょうか?

そろそろ、日本人の皆様の「実験の結論」を聞かせてほしいと天界は待っているのです。どうなのでしょうか?


今までのような社会以外なんてあり得ないという方は、何かが起きてもまた、同じような暮らしができる場所をと求めていくでしょう。

皆様の中で、コンビニエンスな世界とは無縁であるというスローライフなチャンネルを既にお持ちの方は居ませんか?そんな方には内部へと、多次元領域へと案内が入るでしょう。

コンビニに対する想いによってご自分の向かいたい本当の地球がはっきりしていきます。
ご自分の奥底にある「本当のあなた」はどこへ行く事を望んでいるのでしょうか?

とりあえず似た場所へ移っても構いません。
しかしこれまでのように一つのエリアにいるのではなく、そこで慣れてきたらまた新たな場所へと広がる。そのような宇宙本来の流れに乗っていくことが大切でございます。そのサイクルである最初のステップが始まるのです。

私達が見ているここは、特別に隔離された場所。

私達のこの場所に、これから元々の世界である夢、パラレルが重なると、これまでの隔離されてきた世界の方を好む者と、夢の次元を受け入れる者とに枝分かれするでしょう。

そうして世界を渡っていく地球人のリレーは始まり、新たな宇宙が展開していきます。

デフォルトに立ち返り、人々は本来の学ぶべきものを与えられ、そこからそれぞれが選択いたします。

私は、コンビニエンスな世界は十分楽しみました。
コンビニに愛と感謝を。そして新たなフィールドを選んでいきます。


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