国内追加投資|UPWARD
本日2020年3月13日付けにて、UPWARD株式会社より配信されましたプレスリリースのとおり、弊社DNX Venturesは同社のシリーズEラウンドへ追加投資を実行致しましたことをご報告致します。シリーズC、シリーズDに続く三回目の出資となります。本ラウンドは、DBJキャピタル、三菱UF Jキャピタル、日本ベンチャーキャピタルとともに出資致しました。
今回の資金調達は、新サービス機能の「Agent(エージェント)」の開発とマーケティングを中心に活用する予定です。
>> プレスリリース
UPWARDって?
同社の提供する「UPWARD」は、位置情報を活用することでフィールドワーカーの営業活動を支援する次世代型モバイルCRMです。
このサービスにより、これまで属人的で集約できていなかったフィールドワーカーの顧客接点情報を統合、可視化し、社内で有効活用することで営業生産性を向上することができます。
Salesforce CRMのデータをもとに、顧客状況を地図上で可視化できる
「UPWARD」は、フィールドワーカーが顧客訪問活動で得た情報を簡単に入力できるインターフェースを提供するほか、位置情報を活用し、自動・手動で入力した情報を顧客情報と合わせて地図上に自動で配置するため、マネージャーがフィールドワーカーの営業活動状況を把握するのに役立てたり、優先的かつ素早い訪問計画の策定などに活用いただけます。
同サービスは、現在、大手企業を中心に約300社が利用しています。また個別事例として、ダイハツ工業株式会社が「UPWARD」の導入により営業力がアップ、導入1年後に売上実績を5.5倍に伸ばすなどの成果を出しています。
新機能「AGENT」とは?
そんな「UPWARD」に追加で新機能「AGENT(エージェント)」が開発されました。
AGENTは、フィールドワーカーの日々の顧客訪問活動を自動で記録するUPWARDの新サービスです。フィールドワーカーがスマートデバイスを持っているだけで、ご利用のCRMに顧客訪問日時やこれまでの訪問回数などを自動で入力、集計してくれるので、これまで以上にフィールドワーカーの入力の負担が和らぎます。また、位置記録からは自動記録できない訪問目的や結果、ToDoに関してシステムが入力を促進。フィールドワーカーの活動履歴を企業の資産に変えることができます。
各種メディアで紹介
合わせて、本日のリリースについてTechCrunch Japanでも詳しく紹介いただきました。フィールドセールス担当者の訪問営業活動において、何がこれまで課題だったのか、UPWARDは大企業でどのように活用されているのかなど、代表金木さんのコメントも交えて丁寧に解説。ぜひ合わせてご覧ください。
>> TechCrunch Japan「地図と連携したモバイルCRMで“訪問営業”を最適化、セールステックのUPWARDが5.5億円調達」
>>https://upward.jp
弊社その他の投資先はこちらからご覧いただけます!
https://www.dnx.vc/jp/portfolio
(文・真船 弘暉 / 編集・上野 なつみ)
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