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東大でPython! - 変数。
東大(東京大学)が公開している"Pythonプログラミング入門"です。
いいとこをつまんでサッと書いて実行していこうと思います。無料で使える環境構築いらずのGoogleのColaboratory(Colab)を使っているのもすごく良心的です。最初の方にはColabの使い方も説明されています。
では早速"変数の基礎"から。ここ大事です。ここをしっかり理解したいところです。
一番わりやすい数字を使ったものから始めます。(文字がなじみが強いと思いますがプログラミングでは少しクセがあるので後回しです)
プログラミング言語における変数とは、値に名前を付ける仕組みであり、名前はその値を指し示すことになります。
まず最初に
h = 188.0
これで"h"という名前の変数ができました。この変数には"188.0"という値を指し示すことになります。
定義された変数は、式の中で使うことができます。h という変数自体も式なので、h という式を評価することができ、変数が指し示す値が返ります
例えば
h
を実行すると、"188.0"が出力されます。Colabでの実行は以下のようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1707220259291-6hcH0HyYd3.png?width=1200)
変数"h"には"188.0"が代入されています。他の変数も定義してみると
w = 104.0
とも定義できます。
ここで、h を身長 (cm)、w を体重 (kg) の意味と考えると、次の式によってBMI(ボディマス指数)を計算できます。
w / (h/100.0) ** 2
実行すると"29.425079221367138"と出力されます。
演算子 ** の方が / よりも先に評価されるのに注意!
= は数学的な等号ではないことに注意!
![](https://assets.st-note.com/img/1707220563452-Gs40Jc7D7F.png?width=1200)
w = 104.0-10
変数なので数字の変更が可能で、計算式も入れることができます。
"- "や"+"と" =" を結合させた"-="や"+="が使えます。
w -= 10 ・・・ w = w - 10 と同じ
w += 10 ・・・ w = w + 10 と同じ
簡潔に記述することができます。
変数は定義してから使うことが重要です。
r/ (h/100.0) ** 2
として実行するとエラーとして
NameError Traceback (most recent call last)
<ipython-input-4-372a84d83ad6> in <cell line: 1>()
----> 1 r/ (h/100.0) ** 2
NameError: name 'r' is not defined
と出てきます。
name 'r' is not defined
"r"は定義されていませんということを教えてくれます。エラーが出るとどこが間違っているか教えてくれるので、エラー文をよく読むことも大事です。
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