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PdM1年生がDMMの全体課題に取り組む話#3 | 『挑戦』

💡この話を通して わかることはこんなこと
 ・入社前の意気込み/ギャップはなんだったか?
 ・PdMポジションは具体的にどのような動きなのか?
 ・現在どんなプロジェクトに取り組んでいるか?
 ・どこにやりがいを感じながら仕事ができるのか?
 
・職場の雰囲気や働きやすさはどうか?

こんにちは。
合同会社DMM.com、アルファ室所属の小島です。

「PdM1年生がDMMの全体課題に取り組む話」 
最終回である第3話目です。お話のテーマは『挑戦』です。

ぜひ第1話から読んでみてください。


🎈入社1年間で挑戦してみたこと。

2023年5月に入社してから、ちょうど1年が経過しました。
PdM1年生として、リーダーやマネージャーと相談しながら、さまざまなことに挑戦してきました。

プロダクト観点


🚀企画・リリース

現在、プロダクトの改善企画をいくつか起案 → 推進しています。
本来であれば、こんなリリースしましたよ〜と言いたいところなんですが、
色々とあり、まだ主担当のリリースができていない😭
リリースしたら、noteで発信します!

💡断続的なアイディアの創出

プロダクトに変化をもたらす企画力が必要なのですが、そもそもPdMメンバーはたったの3人…。まずは組織としても、企画を立てることへのハードルを下げ、アイディアを出し合う雰囲気も求められていました。

そのため、アイディエーションワークを実施したり、自分で小さい企画でも持っていったり。芽にならなかったものが大半ですが、たくさんアイディアを出したことで、部内でも評価いただきました。半期で大小2,30本は出したかなと思います。

2023年部内ワイルドサイド賞で
第1位になって表彰されました
「ハッピーアワー」とは持ち込み企画会議のようなもの

🧪UI検討・要求書のテンプレート

入社した頃は、システムをボトムアップで作り上げるような仕様書が多い状態でした。また、要求の仕様書自体もまとまったテンプレートがなく、いくつかの事例資料が、つぎはぎのような形で運用されていました。アルファ室ではそのような状況もクリーンにすべく、以下の記事にあるような、「プロジェクト標準化」という取り組みも行っています。

この流れの中で、要求仕様書のテンプレート化を意識したプロダクトの要求仕様の可視化に挑戦してきました。ここでは、SIerで培った要件定義の仕方、話の進め方がかなり役立ちました。

画面要求の整理と決め方

要求書としてはやりすぎなのでは…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、ポンチ絵などでも十分に要求をまとめることができます。

ただ、ここまでサービスが成熟していると、現在の仕様の制約が多く、それを無視して画面を検討することができないのが実態です。達成しなければならない画面の仕様も踏まえて、事細かに要求の整合性をチェックする必要があります。
私たちの役割において、要求書をファジーにしてしまうと、開発に入るタイミングでエンジニアたちがとても困ったことになります。そのようなパターンをこの1年で数回は目撃してきました。

特に、画面検討・整理にはPdM職でもFigmaを利用しています。

後の講座実施でも紹介しますが、PM職向けのFigma操作勉強会を実施することで、劇的に企画段階での画面検討のスピードを上げることができました

💭ユーザビリティテストの実施導入

社内の企画職やPM職の中では、ユーザビリティテストの必要性は十分に解かれていたものの、なかなか実施の事例はありませんでした。

確かに、いろいろ準備をしたりリクルーティングが必要になるため、ハードルが少々高いのは事実です。
そこで、DMM.com内部で被験者を集めることで、即席のユーザービリティテストが実施可能な環境と、実際に何件か実施まで行いました。

社内で被験者募集

初対面ではあるにしても、社内のメンバーに対するインタビューになるので、初心者でもある程度お試しでインタビュー設計やプロトタイピング作成をでき、テストの練習やスピード感を持った実行にこぎつけることができました。
(最短で1日で実施したこともありますが、さすがに設計が脆く、やり直しました笑)

スキルアップ観点


👨🏼‍🏫講座実施

室内のスキルアップと、ユーザー起点の企画立案の雰囲気づくりのため、講座をいくつか実施しました。

1. PM職のためのUI/UX講座
全5回の内容になっていて、UI/UXの基礎をプロジェクトマネージメント・開発の観点でまとめたものです。 
※読者の方がご興味あれば公開も考えています。

2. PM職のためのFigma講座
こちらは途中ですが、全6回の内容になっていて、Figmaの基本操作を学び、プロトタイピングが誰でも組めるようになることを目的にしたものです。 
前述した通り、これにより劇的に企画段階での画面検討のスピードを上げることができています。「Figmaはデザイナーが使うもの」という感覚から脱却をしていけるといいかなと思っています。

3.プランナー講座
PdMのことをチーム内ではもう少し抽象化して「プランナー」と呼んでいます。中身としては、企画→計画→実行 の流れにのっとってスキルのインプットとして使うための講座になっています。15分動画*15回程度の内容となっていて、かなりボリュームがあります。(こちらも道半ばで7回まで部内公開中)

ツールとしては、Google Classroomというオンライン教育用のツールを利用しています。

Google Classroomのクラスダッシュボード

単に動画を配信するだけでなく、手軽にアンケートやテスト⁨⁩、資料の提出などもしていただけるので、とても便利なツールでした。

💛コミュニティチャンネルの立ち上げ

PM職向けのコミュニティ『DMM.ぴーえむず』を開設しました。
入った当初から、グループ4000人という社員数と複数の事業を抱えながらも良くも悪くも横のつながりがかなり薄いなあということを感じていました。
Aという事業で失敗したことが、Bという事業で繰り返される可能性が十分にあるほどの関係性でした。

PjMやPdMといったものづくりのリードを担う役割の人には、さまざまな知見がたくさん集まっているに違いありません。そのために、まずはPM職が情報交換したり、連携できるようなコミュニティを立ち上げることにしました。

お便りボックスなんかも作っちゃったり。

今日では、PM職向けであるにも関わらず、なんと250名強のメンバーが参加しています。
まだまだチャンネルは出来立てですが、今後コンテンツを増やしたり、より横のつながりを深めるための交流の場づくりにチャレンジできたらいいなと思っています。



🎈さいごに

第1話から呼んでいただいたみなさん、そうじゃないみなさんも、ここまでお付き合いいただいてありがとうございました。
3回分の記事を通して、私小島やアルファ室について、興味が湧いたり有益な情報があったら嬉しい限りです。

これからは、挑戦してみたことのより具体的な内容(例えば、講座の具体的な内容など)を発信したりしていけたらいいかなと思っていますので、まだまだ今後もよろしくお願いいたします。

今回の記事で少しでもアルファ室が気になった方は是非募集要項をチェックしてみてくださいね。