#5 引っかかってる言葉

ジュニア期の子供に携われることは、本当に貴重な経験であると共に、魂を震わせるという場面を何度も体験させてもらえる

僕自身は、ボランティアで6年生以上やってきたんだが、凄いですねとかよく言われる。僕からすると、子供達の成長に携われない人の方が勿体無いと思うんだが、人それぞれの価値観であるからそれに関してはこれくらいにして、、

数年指導する中で、色々な性格の子に携わり接してきたんだが、最近僕自身ずっと葛藤してる事があった。それは、全員に同じ時間試合を経験させるという事だ

決起会や打ち上げ等で、子供達に意気込みや様々な言葉を言ってもらう場面があるんですがある言葉が一部の子供達から出る事がある

『試合にはあまり出れませんでしたが』
『試合に出れるように頑張る』
『試合に出れなくてもサポートを頑張る』


子供達からすれば何気なく発しているんだろうが、僕自身は毎回重く受け止めてしまう。ジュニア期には様々な事が重要とされます。その中で、やはり試合を経験させると言うことは成長には欠かせないエッセンスとなります

同じ時間プレーさせるのは大変な事で、今までの僕の中での常識であれば、公式戦、カップ戦、TRM、そして試合に向けた練習…こういう分け方で考えてました

チームによっては、前後半総入れ替えするチームがあります。しかし、前半勝ってたのに後半負けた場合、子供達の中での歪が生まれ、モチベーション低下にも繋がります

平等と言えば聞こえは良いですが、これは現実的にかなり厳しい問題です。しかし僕は、子供達に対して最初から出してもらえない、出れないという考えだけは絶対に植え付けてはいけない、そう強く思ってます。

6月から、チーム練習が完全再スタートします。限られた時間、しっかり熱を持って子供達の熱量を上げていきたい。一人でも、悲しい言葉が出ないように頑張りたい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?