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抗がん剤体験20 6クール目でダイエット番組から学んだ事

先週6クール目を投与してから今日で一週間経ちました。

なんとか在宅で仕事もしてるし、teams会議で発言してる時はこんな感じの私ですが…

ちなみに髪は無い😅


ぶっちゃけると発言してない時はほぼこんな感じ。

ちなみにこの状態でも仕事はちゃんとしてる。


あまり仕事休みたくは無いのですが…
今日は吐き気が酷くて休んでしまったし。
やっぱり6クール目になると副作用も結構キツいんだなあと身に沁みてます。

という事で長かった抗がん剤治療の
6クール目をレポートします。

ついでに、その状態で偶然見たダイエット番組で思った事も書きたいなと。

6クール目の副作用

基本的には今までとそう変わらないんですが、
今回は吐き気が強い。

いつもなら投与から一週間くらい食欲落ちるけど、だんだんと回復してくんですが…

今回は一週間経ってもまだほとんど食べれない。
今朝は同僚が差し入れてくれたゼリーだけ。
昼も食べれず。
夕飯だけはなんとかハヤシライスをちょっと。

なんせ吐き気が強くて食べる気になれんのです。
船酔いでも二日酔いでも、吐いたら多少楽になるでしょ?
吐くに吐けない気持ち悪さが延々と続くのは、
まあキツいですねえ。

心配なのは胃痛。

これは副作用関係ないんですが、胃痛も酷くなってきました。

元々リンパ腫が胃にも出来てて、1クール目の後に胃カメラで経過良好なのは確認して貰ったものの…

その後、抗がん剤で胃がどういう状態になってるのか分からんのが不安。

抗がん剤中にまたリンパ腫出来るのはさすがに無いと思いたいけど…
抗がん剤で穴空いてたらどないしよう😰

お医者さんからも胃カメラしましょう言われてるし、人生五回目の胃カメラはもう覚悟してます。

せめてPETと同じ日にして欲しいんだけどなあ。
通院の度に仕事休まなあかんのがちと辛いです。

ダイエット番組での気付き

ダイエット自体は別に悪い事じゃないし、
実は私自身、病気になる前はダイエットせにゃ!
って思ってたんですけどねえ。

美味しく食べれるだけでも幸せなんだからいいじゃん。

とテレビ見ながら思わずボヤいてしまった。
いや、別にネガティヴでも僻みでも無く。

ああ、これ一度失わんと絶対分からん感情だな
と唐突に理解したというか。

人間には想像力があって、例えば大事な事こそ失った時の痛みとか苦しさは想像出来ると思います。

だからこそ大事なものや習慣は、普段からそれが出来る事に感謝も出来るし大切にするんだと思う。

でも想像力には限界もあって、実際に失ってみないと分からん事もある。
まして、そこまで大事と思ってなかった事は失って初めて大事と気付く。

別にだから日々を一生懸命生きようとか、
全てに感謝しながら生きようって美しくまとめる気は無い。

でも理解したからこそ、観点は広がった気がします。
「失って初めて大事さに気付く」とは良く言われてる事ですが、体験して確かに実感したし、同じような経験した人と共感できるようになったと思う。

特に健康面と食生活の大事さは今回痛感しました。
今すぐ何か行動を思いつく訳じゃないけど、
せっかく体感したんだから、どこかで何か誰かの役に立てるようにこの経験を活かしたいですねえ。



おまけ。
抗がん剤の副作用でここまで体重減りました。

病気になる前からマイナス15キロ。

今はおよそ20年前の入社当時と同じ体重です。
じゃあ体型も20年前と同じかというとそんな事は無く。

昔の方がスリムだったし、筋肉質でしたから、
やっぱり食事量が減るだけじゃダメなんですねえ。

とりあえずもうちょい副作用軽くなったら、ジョギングも再開して、せっかくだし20年前の細マッチョでも目指しますかねえ😆

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