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街の車屋さんのビジネスモデルについて考える

イチゴ農家を目指している、しんじろうです。

最近農業の仕事で使うための軽バンを購入しました。

そこで、街の車屋さんがどのように生き残っているのかについて気付きました。

いろんなビジネスモデルを盗み見して自分の今後の仕事に生かそうとしています。

街の車屋さんのビジネスについて

車を購入するときに、車屋さんからある提案がありました。

それは
「今後うちで車検をしてくれたら、次回の車検費用は実費のみで結構です」
というものです。通常の車検の半額ほどです。

知人からその車屋さんを教えてもらい購入を決めたこともあって、どちらにしても車検はそのままお願いしようと思っていたのでラッキーでした。

その時に初めて理解しました、街の車屋さんは、車検と修理、メンテナンスで成り立ってるんだと。ザ・地域密着型のビジネスですね。

このビジネスのメリットは以下の3点が考えられます。

① 定期的なメンテナンスにより、先々の収入が見込める
② 信頼関係をじっくり作れるので、宣伝しなくても紹介で新規客が入る
③ 紹介なので、車の販売も成約率がかなり高い

購入した中古の車は、その車屋さんで新車の時からメンテしていて、全ての修理歴があるとのことで、安心感がハンパなかったです。

もちろん、僕が気づいたことは街の車屋さんのビジネスのうちの一部ではありますが、このビジネスがあれば安定して収入が入るなと感じました。

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町の車屋さん的ビジネスをどう活かすか?

圧倒的な信頼実績を積めるかわりに、町の車屋さんの商圏は圧倒的に狭いです。なので、町の車屋さん的ビジネスは、ミクロな商圏での商売を考えることです。

僕が考えた町の車屋さん的ビジネスはこんな感じです。

・農地のオーナー制度

すでにあるビジネスですが、このビジネスはお客さんとの強い繋がりを持てるという意味では固定客を作りやすいのではないでしょうか。これを近隣の人のみでやってみるという方法です。

おそらく、オーナー制度をやっているところでは当たり前にやってるとは思いますが、
・定期的な自分の農地情報を手紙やメールなどで情報共有する
・数ヶ月に1回は確認にきてもらう
・オーナー会みたいに年一回のイベントをやる。
など飽きさせない&繋がりをしっかり持つ機会を作るのが大事だと考えます。

このやり方だと、近隣であればきてもらうのもそこまで負担にはならないので、定期的にお客さんとの関係作りがしやすそうです。

・超接客型の観光農園

観光農園のいちご狩りなど、数をこなしてなんぼの商売を接客重視でガッツリおもてなしする販売方法です。これは近隣のお客さんがメインで希望する方には人数を限定して販売するのがいいかと思います。

近隣のお客さんをメインにする理由は、こんなコロナのような状況の対策が一つあります。遠方からのお客さんへアプローチをすると、どうしてもコロナ渦に近いことがあったときに大きな影響を受けてしまいます。

近隣住民の需要を取りこぼさないことで、遠くに行きたいけどいけないお客さんと、受け入れたいけどきてもらえない農園の両者のニーズを埋めることができるはずです。

・近隣限定商品の販売

ヤクルトレディ的に、近隣のお客さんにだけ販売する商品を作る方法です。加工品でも、作物そのままでも通常の販売ルートでは手に入らないものを特別に販売するというやり方。

これによって、近隣の人も自分の農園に親近感を持ってもらい、他ではあまり買わないよ、みたいなことを思ってもらえたらいいなあと考えました。

あとは農作業との兼ね合いもリアルに考えていかないとな〜

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