与党大敗で再考したいこと~トリプル安?デフレ脱却?~
既報の通り、10月27日に投開票が行われた衆議院総選挙は与党大敗で幕を閉じました。2009年以来の与党敗北という結果です:
昨日の総選挙の投開票について、筆者はテレビ東京選挙特番に出演しつつ、その趨勢や要人発言を見守らせて頂きました:
なかなか厳しい尺管理の中で言えたこと・言えなかったことはございましたが、中でも大きな反響を頂戴したのが「金融市場でリスクシナリオに分類されていた『自公過半数割れ』が現実化した以上、まずは日本丸ごと売り、トリプル安というファーストリアクションではないか」といった趣旨のコメントでした。
これは選挙前のnoteでも議論していた点です:
まだ、本稿を執筆している10月29日2時半時点では何とも言えないですが、番組中のプロのつぶやき(面白い企画でした)を拝聴しても「日本売り」の懸念を示す向きは多かったように見えました。考え方は難しいところです。生放送終わりで筆者が感じることを一旦まとめておきたいと思います。一応、数の上では「躍進」を果たした野田さんも、玉木さんもそれほど浮かれた表情を示していなかった辺りに、今後の難しさが詰まっているように感じました。
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