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写真家兼お仕事カメラマン

フリーカメラマンの心得

最近縁があってクリエイティブ制作時に
組ませてもらっているカメラマンのHさん。

写真集を出してたり、写真展を開催する写真家でありながら、
自らを「お仕事カメラマン」と名乗っています。

曰く、どちらの視点も持たないとダメとの事。(深い)

Hさんは30歳を過ぎてからカメラにのめりこみ、
ヨーロッパにてカメラひとつで自らの道を開拓してきた方。

年下の自分がいうのもなんですが、人懐っこい性格で
いつのまに仲良くなれる。そんな人柄です。
彼の撮る写真を好きな人は多く、インスタもフォロワーが多い。

その人生の歩みや風貌、ライフスタイルなどの上辺を見て
「Hさんみたいに好きなカメラで自由に生きたい」なんて
10代・20代、時には30代の人にも言われたりするみたいですが

彼の口癖は

「自由には責任が伴う」

「明日には仕事がないかもしれない。そのプレッシャーと付き合えるか」

非常に重く、説得力のある言葉です。

プロデューサーになることへの決意

Hさんと出会って、自分も撮影現場の同行ディレクターとして、
いや、クリエイティブ案件のプロジェクトリーダーとして、
大きな影響と刺激を受けました。

「何を伝える為に撮るのか」

「写真や動画に仕事をさせたい」

「撮るのではなく、ワンシーンを切り取る」

撮影のスキル、カメラ(ハード)含めた知識ではない、
大事な心得を教えてもらった感じがしました。

また自分のポジションについても考えなおしました。
今まではマーケターやディレクターと称してましたが、
自らをプロデューサーと意識するようにしたのです。

良いクリエイティブ、特に企業プロモーションや
ブランディングを目的とするツールには
写真や文章は絶対に外せないものなのです。

時には「高い」やら「スタッフにやらせる」などの意見も出ます。
もちろんコスト面を考えることは必要ですが、
アマチュアの方が代打出来るほど甘い世界ではないのです。

なにより、そんな簡単に消費者の心を動かせません。
企業の代表的なサービスや商品、企業自体を
そんな安価な形で制作してもいいのでしょうか。

自分はそれを伝えていきたい。
その為には全体を指揮する『プロデューサー』である必要があるのです。

写真家兼お仕事カメラマン。
Hさんに組むに値するクリエイターでいられるよう
自身ももっともっとも~っと、成長していきたいと思います。

最後は某プロレスラーの決め台詞で締めさせていただきます^^

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