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〝みりみり〟でいつも生きていたくなる漫画~みりこさん~

書いてきた紹介記事は30人以上。しかし今まで、こんなリクエストはありませんでした。

「漫画を描いているので、それを中心にご紹介いただけると嬉しいです」

ま、漫画!

放送作家の僕が、あなたを描く。今回ははじめての挑戦です。

僕にはじめてのリクエストをくれたのは、みりこさん。さあ、きょうもタイトルの謎を解いていきますよ。

〝みりみり〟でいつも生きていたくなる漫画。

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最初のヒントは、みりこさんのプロフィールにあります。

▶︎ジャニオタ兼彼氏オタクの日常漫画
▶︎ギリギリでいつも生きてるグループのファン

ここで「KAT-TUN」というグループ名が出てきたあなたは、みりこさんと気が合うかもしれません。

「ギリギリでいつも生きていたいから、Ah~♩」って歌詞、耳にしたことありませんか?

そう、プロフィールにある「ギリギリでいつも生きてる」とは、代表曲『Real Face』からの引用なんです。

ということで、僕もタイトルに使わせてもらうことにしました。さあ、次は〝みりみり〟の部分を説明していきましょう。

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みりこさんのnoteは、この4コマからはじまります。『ドルオタが彼氏オタクになりました。』というシリーズです。

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眼鏡を外したら美形とかいう漫画のような実話。

しかも、彼氏さんが人懐こい天然キャラで。

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歌は苦手、ウインクもできない、でもそこがかわいい❗😆❗みたいな。すぐ隣に自分だけのアイドルがいる幸せに、ほのぼのとさせられます。

(マガジンには入っていない、2人のなれそめはこちら

そんなみりこさんの漫画ライフに変化が見られたのは、今年4月~5月のことでした。

最近創作意欲がめちゃめちゃです。
なにか降りてきているかもしれません。

創作意欲がモリモリと湧いてきて、次々と新作を描いてコンテストに応募。まんまと受賞していきます。で、それら作品の共通点に、僕は〝みりみり〟と名付けたいのです。

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僕が考える〝みりみり〟――。

それって、読者の心が「みりみり」と音を立てて動くイメージなんです。

こちらは『セイギのイヌコさん』という創作漫画(全13話)。

コミチという漫画サイトでは毎月ガチコメ賞というコンテストがあるんですが、今月、その中の「こしのりょう賞」を受賞しました。

どこにでもいる普通の女子高校生が、ある日から犬のマスクを装着。みんなの役に立って街の人気者になっていくというストーリーです。

ほのぼのとしたコメディタッチで進んでいくんですが、ちょっと雰囲気が変わって「みりみり」するのが10話目。

友人に進路を問われて「世界一愛される人間」と答えるイヌコさん。日頃の活動はそのために行なっていたことが判明します。そして、このセリフ。

「だって将来のスタートはいつだって今だよ」
「人生 何がどう繋がるかわかんないし なりたいように生きなきゃ」

凝り固まった心が「みりみり」動く感じ、ありませんか?

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もうひとつ挙げましょう。

こちらは、コミチとwithnewsのコラボコンテスト「わたしの父の日」で大賞を取ったエッセイ漫画です。

家事や育児に積極的ではないお父さん、いつも大変そうなお母さん。どうして結婚したのかわからないまま、実家を離れることになったみりこさん。

引っ越しの直前、お母さんと2人だけでお酒を呑む機会があったんです。そして、このセリフ。

「ママから好きになったのパパが初めてだったんだ」
「そんな好きな人と一緒になれて 子どもにも恵まれて……」
「ママは幸せ者だよ」

そのとき、みりこさんは気づきます。お母さんの本心に。そして、その思いがわかる場面を何度も見てきたことに。

お母さんを1人の女性として見て、はじめてわかった。

そういうことなのかな? 僕はここで「みりみり」と来ました。

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KAT-TUNの『Real Face』は「ギリギリで生きていたいから」の後、こう続きます。

「ここを今 飛び出していこうぜ」

みりこさんは今、noteを飛び出して活躍の場を広げています。

現在、京都で個展が開かれているそうなので、お近くの方は寄ってみてください。僕のnoteに度々コメントをくれる吉田裕枝さんの企画だそうです。

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