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今さら聞けない(?)エンディングノートの基礎知識
おかげさまで、例年にはないイベントを楽しんでおります。
こちらです。
僕の初セッションが、遂に実現したんです! お会いできた方、本当にありがとうございました!
しかし生の声を聴いてみると、思わぬことに気付かされるものですね。実は今回、受講された方全員がこんな状態だったんです。
「エンディングノートって聞いたことはあるけど、そもそも中身はどんなことが書いてあるの?」
なるほど、確かにそこのところを記事で書いたことはありませんでした。
では、解説していきましょう。
エンディングノートは書店で販売しているもの、自治体が配布しているもの、たくさんの種類がありますが、中身の大枠は同じ。大きく5つの項目で構成されています。
①自分のこと
②もしもの時のこと
③人生のしまい方のこと
④資産のこと
⑤余生のこと
①「自分のこと」とは……
氏名などの基礎情報
趣味・特技など
②「もしもの時のこと」とは……
もしも急な病気になったら(健康状態、治療歴など)
もしも重い病気になったら(告知、延命治療など)
もしも要介護になったら(費用、施設など)
つまりは医療・介護についてですね。あとは自分にもしものことがあったとき、ペットをどうするかという項目もあります。
③「人生のしまい方のこと」とは……
葬儀(規模、費用など)
お墓(お墓の場所、埋葬の仕方など)
親戚・友人の連絡先
④「資産のこと」とは……
保険、預貯金、投資関係、不動産など
デジタル資産(PC、スマホ、クラウドなど)
相続(家系図など)
これでもか!というくらいの個人情報です笑
どんなサービスに加入しているか、残された家族のためにも明らかにしておきましょう。また、書いていくと「棚卸し」にもなって、余計なサービスを整理するきっかけにもなります。
⑤「余生のこと」とは……
大切な人へのメッセージ
印象的だった思い出
これから作りたい思い出
市販されているエンディングノートを比べてみると、最も違いが出るのがこの項目です。
例えば、Gakkenのノートには「年表」に自分史を書き込む欄がありますし、終活協議会のノートには「地図」に行ったことがある場所と行きたい場所を書く欄がありますし。
あなたは人生の終わりまでに、どんな思い出を残したいですか。家族にどんな思い出を残してあげたいですか。
ちなみに、僕が終活作家としてこだわりたいのは、この⑤の項目です。
大切な人へのメッセージがより素敵に伝わるように。また、最後の思い出が特別なものになるように。放送作家として培ったスキルを活かして、一緒に考えていけたらと思うのです。
まあ、ここから先の話はまた次の機会に。
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