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「放送作家」関の成分表

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🌟僕の心が丸裸になってしまう文集🌟放送作家はどんなことを考えるか🌟亡き妻との思い出🌟シングルファーザー奮闘中🌟たまにはオリックス愛も語らせて笑🌟
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#オリックスバファローズ

自堕落だった僕の「朝活」デビュー。病気よ、ありがとう!

どうも、壊死性膀胱炎(仮)の放送作家です。 退院して、1カ月。 うれしいことに、体のほうは大きな問題もなく、痛みを感じる場面も減っています。畜尿バッグとの付き合いも、だいぶ慣れてきました。 さて、今日はそんな闘病生活で得た〝発見〟がテーマです。 ええ、噂にはかねがね聞いておりましたが、予想以上に絶大でしたよ。 ――「朝活」の効果ってヤツは! 病気になるまでの僕はというと、それはそれは自堕落なものでした。 夜型を通し越して、深夜型人間。だらだらと夜更かししては、日

〝地味の星〟に生まれたある投手の快挙。

日曜日、プロ野球で快挙が生まれました。 その記録とは、日米通算200ホールド&200セーブ。 達成したのは、オリックスの平野佳寿投手です。 さて、ここで質問です。 平野投手が達成したのは〝史上初〟の大記録なのですが、そのニュースってあなたのもとまで届いていましたか? おそらく届いていないか、届いていたとしても「記事を見かけた」程度ではないでしょうか。……それも仕方ありません。 だって、彼は〝地味の星〟に生まれた選手なのだから。 経歴を辿ってみましょう。 京都で過

【WBC】オリックスファンの僕が抱く、1/3の微妙な感情。

WBCが盛り上がっています。 侍ジャパンは無敗で準々決勝に進出。ここまで世帯視聴率は全て40%超え、日韓戦はなんと44.4%を記録しました。 オリックスから送り出した選手たちも存在感を発揮。栗林投手の離脱を受け、山﨑颯一郎投手の追加招集も発表されました。 そんな中、僕はというと……、 心の1/3は微妙な感情が占めていて、素直に喜べずにいます。 原因は、オリックスファンとしての悩み。 慣れないボールとマウンドで調子を崩し、シーズンに影響が出てしまうのではないか、ある

侍ジャパン強化試合の炎上騒動。欠けていたのは敬意だけではない。

先日、ある出来事が話題になりました。 WBCに向けた強化試合、侍ジャパンvs.オリックス。独占配信したアマプラの実況に、多くの批判が集まったのです。 2回、侍ジャパンが早々に7点もの大差をつけると……、 「侍ジャパン、楽勝ムードです」 8回、ホームランが出ればコールド成立という場面では……、 「さあ村上、2本目のホームランでゲームを終わらせろ!」 オリックスなんて引き立て役とばかりの扱い。さらには侍ジャパンの選手に対しても無遠慮な発言があり、Twitter上では「

履歴書を書くときの参考にしたい、プロ野球選手の〇〇・〇〇。

この2週間、オリックスのキャンプ中継を観てはニヤニヤしている僕です。 若手はどこまで伸びるかな。 ベテランは今年も元気かな。 新戦力は頼りになりそうかな。 ある意味、一年で最も心安らかに野球を楽しめる時期かも。 なにより、今年はスタジアムに〝NIPPON CHAMPIONS〟のフラッグが! せき、感激。ニヤニヤが止まりません。 2月の楽しみはキャンプだけではありません。僕が小学生のときから楽しみにしているのが……、 選手名鑑のチェック。 細かく見ていくと、ツッコ

【W杯】この心臓に乳酸が溜まる感じ、最近もあったな?

サッカー日本代表の試合はご覧になりましたか? な、なんと、 日本がスペインから逆転勝利🎉🎊🍾 〝死のグループ〟と言われた激戦区から勝ち抜けました! おおー、早起きしてよかった。 しかし一方で、 今回の日本代表は見ていてしんどい……。 ドイツから大金星を挙げて喜び⤴️⤴️⤴️ コスタリカに黒星を喫して嘆き⤵️⤵️⤵️ スペインから大金星を挙げて泣く⤴️⤴️⤴️⤴️⤴️⤴️ 感情の高低差が激しいこと、激しいこと。 この〝心臓に乳酸が溜まる〟感じ、どうしても思い

【祝🎊オリックス日本一】褒めるのが苦手なので、練習させて下さい。

心臓に乳酸が溜まりまくった1週間でした。 しかし、遂にこのときを迎えましたよ! オリックス・バファローズ🏆 日本一だァァァァァァァァァァ🎉🎉🍾🍾 僕にとっては26年ぶり。息子にとっては人生初の日本一。天国の妻も喜んでくれているかな? 僕の影響でファンになってくれたものの、ずーっと弱いままでしたから笑 おととい書きましたが、日本一になるのはしんどいと思っていたんです。思っていたんですけど……、 なんの、スローガン通り「全員で勝つ」ことができましたわ😆 どうしよう、ク

オリックスの勝ち筋を〝シナリオの観点〟から考えてみる。

職場の方々が気を遣ってくれるおかげで、割としっかり日本シリーズを観戦できています。こんな時期まで好きな球団を応援できるというのは幸せことなのですが……、 正直、しんどいです笑 ここまでの流れを見ていくと……、 ①エースが打ち込まれ、さらには負傷降板(負)。 ②守護神がまさかの同点3ランを被弾(分)。 ③本拠地に戻ってきたのにフルボッコ(負)。 ④1対0で逃げ切ったものの打線は氷河期(勝)。 ヤクルトには次々とホームランが出るのに、うちはゼロ。出塁してもホームは遠く「秋

【祝🎊オリックスCS突破】試合前と試合終了間際にほっこりした話。

きのう、ほっこりする出来事がありました。 夕方、娘と駅前のイタリアンで早めのディナーをしたときのこと。会計しようとレジに伝票を持って行くと、店員のおねえさんからこう言われたんです。 「きょうは勝てるといいですね」 おそらく、娘が着ていたウインドブレーカーに目が留まったのでしょう。 オリックスの球団ロゴがあしらわれた、妻のお古に。 そう、おねえさんは僕たちがオリックスファンの親子だと考え、声をかけたのです。つまり……、 「きょう(のCS第4戦)は勝てるといいですね」

【祝🎊オリックス連覇】野球の神様は〝対比〟がお上手。

もう、あれから6日も過ぎてしまいましたか。ちょっと今更なんですけど……、 オリックス・バファローズ! 歴史的な大混戦のシーズンを制し……! リーグ連覇を達成しましたッ🎉🎉🍾🍾 なんなん、このミラクル? シーズン最終日での逆転優勝は史上初。 M1を点灯されながら逆転したのも史上初。 同率首位での決着も史上初。 首位に立った日数「3」は史上最少。 この結末を見て、僕はこんな妄想を抱きました。 野球の神様は、実在する。 そして、シーズンごとに持ち回りで脚本を書いている!

心を揺さぶるストーリーのコツ、宗選手の涙で再認識しました。

ディレクターから構成の相談を受けたとき、今ひとつ感情移入できない場合に使うアドバイスがあります。 心を揺さぶるストーリーにしたいなら……、 〝高低差〟をできるだけ激しくすることだよ。 一体、どういうことなのか? 今回は教材を用意してみました。 ハイ、おとといの試合ですね。 僕は久しぶりに叫びました。泣きそうになりました。 実はこの試合、宗佑磨という選手を主人公として見ていくと〝高低差〟の効果がわかってくるんです。 では、なにが起こったのか説明していきましょう。お

僕の心に火を灯した、オリックス中嶋監督〝覚悟の采配〟

昨季、25年ぶりに優勝したとはいえ、長く暗黒期にいたオリックス。 しかも、今季は主力が相次いで離脱したり、不調だったりで「連覇だなんて、おこがましい」なんて思っていたんです。 しかし……、 そろそろ期待してもよろしいのでしょうか? 9月8日時点での順位表を見てください。 シーズン最終盤にもかかわらず、首位とのゲーム差はなし! なにより、きのうの西武戦における勝ち方が素晴らしかった! 僕の心に火を灯してくれたのは、中嶋監督の采配です。 話はおとといに遡ります。

オリックスの奇策に対し、視点を変えた言葉選びが絶妙すぎた。

新聞記事の見出しを見て、思わず「IPPON!」と膝を打ちました。 きのう、ロッテとオリックスの試合でこんな場面があったんです。 延長11回裏、オリックスは二死一二塁と、一打サヨナラの危機を迎えていました。 ここで中嶋監督が奇策。センターの福田選手を極端に前進させ、二塁ベースのすぐ後ろを守るよう指示したのです。 そう、いわゆる〝内野5人シフト〟! 内野への打球は何が何でもアウトにする。その代わり、外野に飛んだらあきらめる。そんな一か八かの戦術であります。 さあ、結果

快挙達成に思う。〝驚ける〟人ほど楽しめる。

ちょっと日にちが経ってしまったけど、オリックスファンとしてこの話題を書かないわけにはいきますまい。 山本由伸投手、ノーヒットノーラン達成! 史上86人目、97度目の快挙でした。おめでとうございます🎉🎊🍾 最終回、森選手との勝負が最もしびれる場面でした。あのストレート、お見事すぎる😲 なんて球を投げるんですか。 ギレン・ザビが見ていたら、こう言ったことでしょう。 「敢えて言おう、カミであると!」 中継を見ていた僕は大興奮。だって、生まれてから推し球団の投手がノーノ―