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社会人1年目だった頃の私へ、教えてあげたかった3つのこと

現在、社会人2年目。
もうすぐで別業界の別職種に転職予定だ。

業種も職種も違うとはいえ、次の仕事にも必要とされる、もしくは有していた方が自分としては仕事がしやすくなるマインドセットや教訓を、今の仕事で心得ることができた。
もしタイムスリップできるなら、大学生の私に教えておきたいことさえある。そんな3つのことを紹介したい。

納期(締切)の意識

学生時代のアルバイト経験の大部分を、自分の場合は接客業が占めており、納期というものが存在しなかった(ライターのアルバイトは別)。その為、金銭が関わる領域で締切を意識し、スケジュールを立てて作業をするという経験があまり多くなかった。
当然、目標達成日の融通が利く「勉強」とは異なり、仕事上の納期は絶対なので、納期が存在するアルバイトの経験を多く積んでいると、スケジュールの立て方・1つの作業当たりにかかる時間を割り出す意識を養えたのではと思う。

「業界の知識」よりも「業務効率を上げる方法」を優先的に学ぶ

私が現在従事している業界は非常にサイクルが早いので、最新情報にキャッチアップしたり、知識を蓄えておくことは重要だ。しかし自分の場合、何か1つに注力して仕事の為に学ぶのならば、「業務効率を上げる方法」の学習を、学生時代~仕事始めたては優先した方が良かっただろうと思う。

若手のうちは慣れないことが多く、1つのことを処理するのに時間がかかる。それに、納期の中での細かい作業の時間配分は、個々に委ねられており、例えばこの書類1つをいつまでに作るべきか、ゴールは自分で作るしかなかった。作成に必要な平均時間が割り出せないからこそ、ショートカットキー、Excelなら関数も使用して業務効率化を図り、一般的な平均ではなく自分の中の最高速度をベースに仕事した方が、自信を持てるはずだ。

仕事をする上では恐らく、実務能力は知識に勝るのではないだろうか。

自分で自分を認めてあげるクセをつける

相当鋼のハートの持ち主でもない限り、仕事をする上で自己のメンタルケアは割と大事なはず。なので、恥ずかしがらずに書いておく。

社会人は結果が全てであり、特に最終的な「結果」が見えづらいフェーズの職務に当たっていると、結局自分の仕事の出来栄えはどう評価されているのか、理解が難しかったりする。
また上司の後輩教育方針も多種多様なので、学生の頃とは異なり、自分に対して肯定的な言葉を与えて下さる方・機会がもしかすると多くないかもしれない。
繰り返すが、社会人は結果が全てであり、後輩や組織全体の能力の底上げにまで全ての者が意識を傾けるとは限らないし、仮にその意識があったとしても、その方法さえ人それぞれであるからだ。

だからこそ、例えば「前よりも資料作成が手際良くなった」とか「クライアントへの伝え方を、こういう言い回しによって気を付けることができた」とか、最終的な「結果」に大きく貢献しているか分からないことでも、客観的に見てもポジティブに捉えられるであろうアクションに、自分の中でマルをつけてあげる。そんなクセをつけておくといいし、そのクセをつけるために、小さな成功体験を日々積み重ねる努力が必要だと思う。

おわりに

こんな感じで3つ挙げてみた。
仕事する上で、気持ちを保つ為には(自分の場合)「自信」が結構大事で、自信を持つ為には「実務能力の高さ」が必要である…と、至極当たり前のことではあるが、学生の頃のアルバイトでは思い得なかった気付きがあった。
恐らく、アルバイトの範囲内では自然と自信が持てており、この発想に至らなかったのではと推察する。

近いうちに社会人として新たな幕開けとなり、次の業種の従事者としては1年目の卵になる。
良いスタートダッシュを切れるよう、この教訓を胸に取り組んでいきたい。

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