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久々に京急に乗ったら道に迷うインバウンドがあちこちで見られた件

今日は川崎に住む友人に誘われて、ハロウィンに参加してきた。言うても渋谷で問題になってる仮装した大人たちが酒を片手に騒ぐような勝手イベントではなく、池袋でやってるような本格的なコスプレイベントでもなく、子供向けにアメちゃんを配ってる純粋なハロウィンイベント。うちの最寄りな糀谷駅から京急に乗ってスタートした。

前回京急に乗ったのはすみっコぐらしコラボをやっていた昨年 11 月。あれからおよそ一年ぶりに乗る京急は、コロナの五類移行と入国制限の緩和を受けてインバウンドの人たちが多かった。最初に乗った逗子・葉山行きにいたのは、ドア上の路線図と電光掲示を食い入るように見ていた中国人と思われし観光客。おそらく都心に行きたいんだろうな〜。しかしこのまま乗っていたら横浜方面へ持っていかれるけど大丈夫かな〜?これは助けが必要かな〜?と思って様子を見ていたが、京急蒲田到着直前に離れて座っていた家族たちに声をかけて降りていった。多分あの複雑な系統を読み解いたのだろう。この先無事にたどり着けますように。

京急蒲田で方向転換して最初に着いた京急川崎。一年ぶりの京急で、ジェットコースターな乗り心地に若干酔い気味だった子供を休ませつつコンコースで立ちつくしていたら、ドラゴンボールの悟空のTシャツを来た丸い体型のおっちゃんがウロウロしていた。携帯と番線表示を見ながら迷っている様子。よーく見たら目が青い。というわけで、
「なにか手伝えることある?迷ってる?」
と英語で話しかけてみたらスマホの画面を見せてくれて、
「ここへ行きたいんだ」
と指したのは "Aasakusa"。
「それならあの階段を登って、6番線から Express の Shinagawa Direction に乗れば良いよ」
とアドバイスしたら、満面の笑みで階段を登っていった。
こっちが英語で見知らぬ人に話しかける様子を横でやり取りを見ていた子供は乗り物酔いからすっかり覚めて、
「あの人無事に乗れたかな?」
と心配してホームの様子を見に行くほど元気になっていた。
先の人、多分日本のアニメが好きであの格好してたんだろうね。無事浅草にたどり着けて、日本のカルチャーを楽しんできてくれますように。

ハロウィンでアメちゃんをいっぱい貰って満足した子供と帰ってきた糀谷駅。マルエツで買い物して帰ろうかとロータリーを歩いていたら、通りすがりの地元民に、
「英語喋れませんか?」
と話しかけているインバウンドのおばちゃんがいた。
即座に割って入って話を聞いてみたら、
「タクシーに乗りたいと思ってここで待ってるんだけど全然タクシーが来ないの。どうしたらいいの?」
「どこへ行きたいの?羽田空港?」
「いいえ、六本木に行きたいの!」
今回はかなり難易度の高い話だなと思いながら英語&鉄ヲタ力が試されると奮い立ったので、続きはまた別の記事で。

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