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人と会う時の準備とは?

皆さんコンニチハ。

元横綱白鵬さんの5つ歳上の41歳で、無職、貯金ゼロ、好きな相撲の決まり手は『しゃぶり出し』の秋山真之介です。

これまでの記事に『スキ』や『コメント』を下さった皆様、本当にありがとうございます。

本日は『人と会う時の準備とは?』を発表させていただきます。

先日、バーテンダー時代にお世話になったお客様にご招待いただき、その方が近々オープンされるワインバーに行って参りました。

前日から何を着て行くかで悩み、少しだけ酒を控えて早めに就寝しました。(午前4時)

翌日、いつもより早めに目覚め(正午過ぎ)、落ち着かない気持ちで準備を始めました。

半身浴をし、ストレッチと筋トレで自律神経を整えていきます。

自律神経が整うと、情報収集に取り掛かりました。

政治経済、芸能、スポーツなどのニュースをザッピングし、情報を仕入れるだけでは無く、意見を問われた時のポジティブな返答と、切り返しの質問に使えそうな問題点を頭の中で反芻していきます。

出かける1時間前になると、妻と2人で鴨川を眺めながらビールを飲みました。

ビールを飲んでも全く落ち着かなかったので、一度家に帰り、焼酎をストレートで飲みました。

妻とハグをしてから家を出て、店に向かう道中では、表情筋のストレッチを行います。

予定時刻の5分前、恐る恐るワインバーのドアを開けると、カウンターの中から知り合いのバーテンダーが出迎えてくれたので、とても安心しました。

約束の時間を少し過ぎた頃にオーナーが現れ、すぐにカリフォルニア産の白ワインを開けてくださいました。

そこからしばらくは、和やかな雰囲気で談笑。

美味いワイン、美味いアテ、タバコの煙と笑い声。

2本目のワインが空くと、スコッチのソーダ割りを飲み始めました。

5杯目くらいまでは覚えています。(その後、高級なスコッチをストレートでいただき、赤ワインも1本空けたそうです)

気がつくと、私は病院のベッドで点滴を受けておりました。

お客様と一緒に店を出て→四条通りの路上で転倒→意識不明→側頭部と鼻から出血→お客様が妻に連絡→タクシーで帰宅→意思の疎通不可→119

という流れだったそうです。

ブチギレても良いはずの妻は、何故かずっと優しかったのを覚えております。

女性という生き物は、怪我をしている男性を見ると、本能的に優しくなるのかもしれません。

一昨日の夜、妻は私の顔に出来た大きなカサブタを綺麗に剥がして喜んでおりました。

少し脱線しましたが、何が言いたいのかと言うと、私がしていた準備というのは、全て自分に矢印が向いていたという事です。

その場を盛り上げたい。

優秀な人間だと思われたい。

これが大惨事を引き起こしたのでは無いでしょうか。

私に必要だった準備は、自分がどう見られたいかでは無く、絶対に先方に迷惑を掛けないゾ!という謙虚な心構えだったのです。

昨夜、大切な友人2人と飲む約束が有ったので、無駄な準備はせず、その心構えだけを胸に出掛けました。

結果的に、私は楽しい夜を過ごし、無事に帰宅しました。(午前3時)

即席の準備で自分をよく見せようなどと考えずに、楽しく過ごしていれば、どれだけ飲んでも我を失うほど酔い潰れる事は有りません。

対戦相手の出方など気にせず、常に冷静な取り口で白星を重ねていく横綱のように、杯を重ねていきたい。

白鵬関、長い間お疲れ様でした。

ご静聴ありがとうございます。

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