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週間気になるスタートアップ 06/08 - 0614

06/12 Planck

保険引受けのためのAIデータプラットフォーム。保険の計算はまさにビッグデータXAIが得意な分野である上に様々な保険の需要が生まれてきており、保険会社各社が持つノウハウ以外の分野での広がりも出てきているのでこうしたスタートアップが出てくるのは自然だろう。分析の仕方もこれまでよりも様々なデータソースを活用するようだ。

Planckは、オンライン画像、テキスト、ビデオ、レビュー、公開情報など、さまざまなデータソースと、企業の名前と住所から、リスク関連の洞察を提供する。

06/11 Peanut

ママ友版のTinder『Peanut』。マッチングアプリはデーティングからビジネスなど様々な領域に拡張していっているが、同じペインを抱える人同士をマッチングするサービス領域も急速に成長している。ママ同士はかなりセグメントされたペインなのでお互いに共通するも点が多くマッチングによりペインを協力して解決したりなどできるので良さそう。

06/10 LingoAce

中国語学習プラットフォーム。これまでは英語の学習プラットフォームが主流だったが中国語プラットフォームということで時代の流れを感じさせる。シンガポールのスタートアップで東南アジア向けのサービスということなのでさらに理解ができる。東南アジア各国の経済のトップは華僑が多く、中国企業との繋がりが非常に強い。さらにBATがかなり進出してきているエリアでもあるのでこれからさらに中国語ニーズは伸びそう。

06/09 Sun Exchange

ソーラー発電インフラに個人で投資ができるサービスを提供している。タイトルにもある通り世界中から投資を集める手段としてビットコインを活用しているのは面白い点。

「私たちがビットコインを選んだ理由は、米1セントの100万分の1まで扱うマイクロトランザクションを可能にする全世界共通の支払いシステムが必要だったたからです」

再生エネルギーなど色々な投資商品が世界中で生まれているが銀行や証券会社などで送金するのはハードルが一気に上がるので現実的ではない。仮想通貨であれば簡単に個人が様々な商品やサービスに投資できるという点はおもしろい。

06/08 TaxProper

自宅の固定資産税を周辺の住宅の査定価格などから適切かどうか判断をしてくれるサービス。TaxテックがUSでは色々と出てきているが節税のために利用料を払うモデルというのは節税金額 > 利用料となるのである程度のノウハウがあれば成立してしまうので税理士などが高額で受注していたもの。テクノロジーを使うことで安価にかつ簡単にできるようになればその市場もディラプトされる。士業系、特に会計や税務周りはテクノロジーによってかなり取って代わられそうな領域なので注目している。



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