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#12【History】初めてのイベントでHip-Hopのエネルギーを感じる

流石に、もう常連となったマンタンヤレコード。
レコード屋に通っているうちに、先輩のDJとも出会い、レコード屋の中でもコミュニティーが出来てきます。

そういった中で、ついにマンタンヤで小さな音楽イベントが開催されることとなり、店主であるDJ Mammyにすっかり弟子入りしていた私は、オーナーの誘いを受けてそのイベントに遊びに行くことにしました。

確か、土曜日だったように思います。
普段は、棚の上にレコードにびっしり置いてありましたが、それも片付け一気にイベント感がましていたのを覚えています。

お店の営業時間が20時までだったので、20時からのOPENで、当時は先着で出演DJのMX TAPEが配られていましたので、OPENと同時にお店に行ったことを覚えています。

普段は、レコード屋ということもあり、ドリンクもビールのみだったと思います。
当時、高校生だった自分としては、大人が美味しそうにビールを飲んでいるのをみて、背伸びした空間にいて、他の高校生とは違う優越感を感じていましたね。

当時、20時〜24時くらいまでの営業だったと記憶していますが、Hip HopのDJが3名、R&BのDJが1名というメンバー構成だったと思います。

私自身は、R&Bのレコードばかり買っていたので、Hip HopのDJを聴くのは新鮮でした。
Hip Hopは、男のRapというイメージからどことなく暗い印象だったのですが、そのピークタイム、おそらく22時前後でその印象が一気に変わったのを今でも覚えています。

その当時盛り上がっていた曲が、この辺の曲。


ギリギリ90年代だったこの当時、Hip HopのDJ皆が流していたであろう「Naughty By Nature」ですね。

自分的には、こんなに盛り上がり、キャッチーなHip Hopがあるのかとびっくりしていました。
そのイベントでのDJの最年少が、高校3年生ということで、自分の1個上の存在がこうもかっこよくHip HopのDJをしているのかと、ものすごく憧れを抱いていました。
ジャンルは違えど、スクラッチや2枚使い等、完成度が高く、ブースの前でかじりついていたのを思い出します。

そのDJがさらにピークタイムで盛り上げていた時の選曲がこちら。

私自身、今でもクラブやLive配信等でかけることも多いこの曲。
House Of PainのJump Aroundは、そのイベントに参加していた同年代の高校生全員で、フロア全体跳ねまくっていたのを覚えてます。

さらに、そこでもらったMIX TAPEにも収録されており、2枚使いも入れて超絶にかっこよかったのが、こちらの曲。

Black Sheepのこの曲は、90年代のHip Hop好きの全員が知っているであろう盛り上がる曲。

今になって当時のMIX TAPEが聴きたくなります。
おそらく、今も実家のどこかに眠っているはず。。

Black Sheepについては、アルバムのロゴをサンプリングしてSoul LoversのTシャツにもなっていますので、是非、気に入った方は、下記から見てみてください。

<Black Sheepのアルバム>


<Black SheepをサンプリングしたSoul LoversのTシャツ>


このイベントで同じDJを志す同世代とも出会え、ここで連絡を交換しました。
ここでの出会いが後に、私がDJとしてデビューするきっかけとなるのです。
また、その辺のエピソードは追って記載しようと思います。


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