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さらっと読む程度でいい数冊 Ver.1
ごくたまに、さらっと簡単に読める本を読みたくなる時がある。その時は大抵何かを得ようとするより、こんな生き方もあるんだと知ることが目的。そんな読み方をした数冊を紹介しようと思う。
肩の力が抜ける「適当論」
著書: 適当論
著者: 高田 純次
本書からの気づき・感想
適当について考えたことがなかったので、手に取ってみた。
エビデンスや研究結果などがなく、高田純次と言う男を、客観的に見て言語化され内容。
そのまま真似できることはないが、生真面目でいつも責任を感じすぎている人がサラッと読むにはちょうどいい。
「あぁ、こんな生き方もあるんだな。今の自分はどうだろう」そう自分を振り返るきっかけをくれる一冊。
「歴史の教訓」を振り返る
著書: 歴史の教訓 -「失敗の本質」と国家戦略
著者::兼原 信克
本書からの気づき・感想
外交官目線で日本の戦時中の失敗はどう見えたのかを知るため、手に取った。
外交官という立場から、日本の戦争における失敗や過ちが記されている。
少々難解かつ内容不足が目立つ。歴史・戦争史・外交について勉強したい方向け。
思いっきりポジティブになる「失敗図鑑」
著書: 失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!
著者: 大野 正人
本書からの気づき・感想
偉人の失敗から学べるものがあるか知るため、手に取ってみた。
子供向けというのもあり、小難しい話は一切ないので読みやすいが、鵜呑みにしてしまうのは危険。
「こんな背景だったのかな」「自分だったらどう乗り越えるかな」とキッカケ探しをするには良い。また、「この状況に比べたら、まだ自分はマシだな」と気分転換で読むには最適だ。
歴史まわりの内容が入ってくると、どうも小難しくなる。普段読書しない人には合わないので、まずは「適当論」「失敗図鑑」で読書慣れしてほしい。
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