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380 おとなになるのび太たちへ


はじめに

今日の教育コラムでは、一冊の本を紹介したいと思います。それが、小学館から出版されている「おとなになるのび太たちへ」という一冊の本です。子どもたちが憧れる職業に就き活躍している日本を代表する10人の大人が、てんとう虫コミックス『ドラえもん』から、えりすぐりの1話をお勧めしているのがこの本の基本的な構成です。

本の紹介

10人の大人が読者に夢をかなえる秘訣を漫画ドラえもんの1つの話を通して伝えています。人生でどんなことが必要なのか、それをどの作品からどんな人が、何をやっている人が学んだのかを知ることは、多くの子どもたちの刺激になるような気がします。
50年を超える歴史をもつドラえもん作品ですが、藤子・F・不二雄さんが伝えたかったこと、そして受けとめた多くの人々がどのように人生につなげたかが見えてきます。
それでは、気になる10人の夢をかなえた方々とその方々がどの話を選んだかを簡単に次に紹介します。

【10人の大人と話】
猪子寿之/アート集団チームラボ代表 :作品「アスレチック・ハウス」
梅原大吾/eスポーツプレイヤー :作品「あやとり世界」
梶 裕貴/声優 :作品「さようなら、ドラえもん」
亀山達矢(tupera tupera)/絵本作家 作品:「オモイコミン」
菅田将暉/俳優  作品:「サンタメール」
田村 優/プロラグビー選手  作品:「なかまいりせんこう」
辻村深月/小説家  作品:「ぼくよりダメなやつがきた」
なかしましほ/お菓子研究家  作品:「だいこんダンスパーティー」
はなお(はなおでんがん)/YouTuber 作品:「思い出せ!あの日の感動」
向井千秋/宇宙飛行士  作品:「野比家が無重力」

それぞれの方が選ばれた作品がとてもその方の仕事や人柄に関係しているような印象というか納得感のようなものを私は感じます。

きっと子どもたちも読んでいくうちに、身近な作品の中に隠されているメッセージの大切さにも気がつけるでしょうし、人が人を育てるという大切な視点に気づけるはずです。
せれとドラえもんというコンテンツのすばらしさに改めて気がつけるはずです。ぜひ皆さんも読んでみてください。

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