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235 受験シーズン到来


はじめに

明日から、山梨県内は受験の日程が次々動いていきます。今日の教育コラムでは、受験生の受験後の心理状況に少し触れたお話しをしてみたいと思います。

受験を終えて過ごす日と時を大切に

複数の学校を受験する場合、日程は少しずれるため、切り替える時間も大切です。第一志望校の受験が終わると万が一を考えて第二志望の受験の準備にその日の内から取り掛かる方がよいと考える人も少なくないでしょう。
専願で第一志望のみの受験であれば、すべてを終えた後の合否の発表までの数日間は、少しここまでの頑張りをゆっくりと振り返り、結果を受け止める心の準備をするとよいでしょう。それが次につながる時間となるはずです。

果報は寝て待て

受験に向けて努力を積み重ねた子どもたちは、不安と緊張の中でクリスマスや正月を過ごします。ですから、受験が終わった後は「果報は寝て待て」の精神にさせてあげることも大切です。
果報は寝て待てとは、本当によい結果は、自分の力だけでは招き寄せることができないものという意味があります。やるだけやって、それでも何かやり残したことがあるような気もちになるのが試験を終えた受験生の心境です。
まずは、消耗した体力と気力を整え、学校の課題や宿題など受験に全力で向けていたエネルギーを少しバランスを見ながら戻していくためにも、合否への不安と関心を下げてあげることが必要なのです。

自分の決めた受験という道を自分が歩み、そして、結果を自分で受けとめる。そこまでが受験なのです。
受験生とその家族の最後の一踏ん張りを心より応援しております。



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