いよいよ実践に突入【第4回】10年で100名越えの組織になった福祉NPOの組織づくり!
2022年の夏から私たちダイバーシティ工房のチームが取り組むシステムコーチング®※もいよいよ後半戦。
代表の不破がコーチングを受ける10名のグループから抜け、メンバー9名で最終回まで向かっていくこととなりました。
その理由の一つが、これまで組織のありたい姿や大きな方向性について対話を重ね、いよいよここからは実践の段階に入っていくこと。
現実的な話をしていく段階に来たからこそ、どうやったらいい?どう解決する?どう考える?とハードルや疑問が生まれたときに代表に頼ってしまうのではなく、自分たちの横の繋がりの中で考え進むことを実践しよう!となりました。
そんな今日のテーマは、
・Dラボが起こす変化のビジョンを描く
・ビジョンの実現に向けたアクションの策定
と、いよいよ実践に入っていく準備です。
組織のありたい姿を生き物で表現すると??
まずは、私たちがありたい姿を想像していくビジュアライゼーションのワーク。
コーチから出たお題が、Dラボを生き物(有機体)で表現すると?
Zoomの画面をオフにして、それぞれリラックス&集中。
自分たちDラボがこれから成長していく有機体であることをイメージしながら、実在もしくは仮想の生き物だとしたらどのように動き、何を感じているかを想像し紙に描いて表現していきました。
遠隔で画面共有はしておらず、他のメンバーの作業は見えていないのですが、緩やかに他の人たちとくっついて大きくなったり、離れて広がったりを繰り返す様子を「スライムみたいに」や「アメーバのように」と表現する共通点があったり、生物としては全然違っても、イメージに対する共感が生まれていたことが、おもしろい!
もちろん人それぞれ違う視点もたくさんあり、一つの生き物というよりは生き物を含む「風景」の方に注目をして描かれた絵もありました。
何が正解ということではなく、普段なら言葉では説明がしづらかったようなことも絵や「〇〇という感じ」と感覚も大事にされることで、
「あ、私そういうことを大事にしたかったんだ」
と自分自身が気がつくような場面もありました。
Dラボ in Practice
ありたい姿・ビジョンをイメージしたところで、いよいよ実践の練習。
ビジョンに繋がることをイメージしながらプロジェクトを立て、小さな取り組みでいいから実施して振り返り、次に繋げるという1サイクルを体感します。
どのようなプロジェクトならやりたい?できそう?とアイディアを出していくと、最終的にスタッフが緩やかに集まって交流・雑談ができるカフェと、事業部を超えた勉強会やイベント企画を考える2つのグループが立ち上がりました。
プロジェクトを成功させなければ!という緊張感からではなく、実践して1サイクルを体感すること、気づきを得ることが大事だというコーチの言葉に背中を押され、目的は見失わないようにしつつ軽やかに実行できる計画を各グループ立てることに。
いよいよ対話の場からチームを飛び出しての実践が見えてきました。
普段一緒に働くスタッフも、少し遠くにいるスタッフも、願いを込めた台風のように色んな人を巻き込んでいけるのか・・!?
後半のシステムコーチング®、Dラボもまだまだ続きます。
※・・システムコーチング®はCRR Global Japanの登録商標です
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