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質問することの恥ずかしさを克服する

リワークスクールの講義で私は積極的に質問しています。正確には5年ほど前から積極的に質問できるようになったな、と自負しています。ある利用者から「積極的に質問していてすごいね。」と言っていただきました。その際にふと過去の質問できなかった頃の私を思い出したため、今回の記事に投稿しようと思います。

挙手して質問することが恥ずかしい。自分だけがわかっていない状況だと恥ずかしい。

質問できなかった頃の私はこういった具合で考えていました。研修会や勉強会に参加しても質疑応答の時間に挙手することがどうしてもできなかったのです。特に、周囲の質問のレベルが高いほど、質問することができませんでした。

そんなときに同行していた仲間からこんな言葉をかけてもらいました。

確かに恥ずかしい思いをすることもある。でも、今ここで恥ずかしい思いをすることと、わからないことをわからないままにしておくこと、天秤にかけたときにあなたはどっちの方がモヤモヤは消える?あなたから見てレベルの高い質問をしているように見える人達も、講師の方も、皆、始めは恥ずかしい思いをして質問してきたんだと思うよ。

また、こんなことを言ってくれる方もいました。

あなたと同じようにわからない人もいるかもよ。あなた目線で質問をして実際助かっている人も実はいるよ、きっと。それにあなたがもし講師の立場だった時、質問を一生懸命している参加者に対し、恥ずかしい奴だ、ダメな奴だと思う?理解しようとしてくれているのだなって思うでしょ?

私はその言葉を貰ってから積極的に質問するようになりました。始めは質疑応答の時間で質問できれば良いぐらいのハードルから。理解を確認してみたり、意味の確認をしてみたり…。すると、研修会や勉強会に参加するにつれて、一回で理解できるようになったり、的を射た質問ができるようになったり、と自身をアップデートできました。質問の積み重ねが理解を深めることに繋がったのです。

人によっては始めのハードルをもっと低くするということも効果的かもしれません。講義が終わってから講師を捕まえるところからでも良いでしょう。自身をアップデートさせるために時には荒療治も必要なのかもしれないな、と思いました。