泣いた赤鬼の青鬼の本音って何だろう

2月3日の節分。
利用者の方が読んでくれた。
「泣いた赤鬼」

人々と仲良くなりたかった赤鬼。
赤鬼の夢をかなえるために、
自分を殴れと言った青鬼。

人々と仲良くなった赤鬼。
赤鬼の元をそっと去った青鬼。
もう会えないと知った赤鬼。

そんな赤鬼と青鬼のお話。

赤鬼は何で泣いたのだろう。
もう青鬼と会えないから？
青鬼との当たり前の友情に
気づいたから？
人々に嘘をついたから？

青鬼は何で殴れと言ったのだろう。
赤鬼との友情の深さを
知っていたでしょう？
自分が去れば赤鬼が泣くと
わかっていたでしょう？

青鬼の本音って何だろう。
赤鬼には言えない悩みがあった？
一人になりたい理由があった？

赤鬼は悲しかったよね。
青鬼は何一つ
本音を言ってくれなかったよね。
二人の友情は確かなものだった
はずなのに…

赤鬼は悔しかったよね。
青鬼はきっと
一人で何かを抱えていたのに
ずっと気づかなかった自分に。

もし青鬼が本音を言っていたら
赤鬼は全力で青鬼の力に
なってくれていたんじゃないかな。

青鬼が赤鬼の夢を応援したように。

そんなことを考えながら、
紙芝居を聞いていました。

私を想ってくれる人達が
赤鬼のような気持ちに
ならないように

私は本音を伝えて
一緒に幸せで居られる方法を
一緒に考えていきたい。