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無意識の私を気づかせてくれる存在

私は、ぱっと見、社交不安障害や抑うつ、ASD(傾向)に悩んでいるようには見えない、元気そうに見えると言われることが多いです。しかし、リワークスクールのスタッフはわずかな私の言動で私の状態に気が付き、教えてくださいます。

私は120%で過ごすことが平常運転になりやすいです。そのため、普段から100%未満で過ごさなければという意識を持って過ごしていました。時々、リワークスクールのスタッフから「目標として何%で普段過ごしますか?」と尋ねられます。

私は毎回同じ返答をしていると思っていました。しかし、ある時スタッフの方にこういわれました。

あなたは自身が普段何%で居たいかの数字が毎回違うね。80%で居たいというときもあれば、60%で居たい、というときもあるね。その時の感情や状況によって、違うのかな?例えば、やらなければならないことが多い時は80%と答えるといった、なにか傾向があるのかな?

そのことを言われ、私はハッとしました。完全に無意識で答えていたため、自身で数字の変化に気が付かなかったのです。

何%を目標としていて、自身が今何%運転になっているか。機械ではないのでもちろん正確には把握できません。しかし、私の場合は、「80%で居たい」と思っているときが、ストレスのサインなのかもしれないと自覚することができます。自覚できれば、休息したり、スケジュールを見直したり、といった対策を講じることができるため、重要な指標だなと思いました。

このように、毎日関わって見守っていてくださる方がいるというのは大変心強いです。無意識の自分に気が付けるのは、他人であることが多いのですから。