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人の幸せを心から喜べることが嬉しい

人の幸せを心から喜べる、自分のことのように幸せに感じられる…。今の私はそのような状況で、そのような状況が嬉しくてたまりません。私もこうやって人の幸せに共感できるのだと。しかし、過去の私はそうではありませんでした。

過去の私は表面上では喜んでいても、心のどこかで寂しさや羨ましさが潜んでいました。誰もいないところで、寂しさや羨ましさの感情で押しつぶされていて、心から喜ぶことができない私はダメな人間なのだと思っていました。

なぜ、私は変わることができたのか。それは、恋人の存在が大きいです。家族や友人とは違った愛情を他人から注いでもらえる。家族や友人以外の他人がありのままの私を受け止めてくれる。このことで私の中の欠けていたピースが埋まったのだと思います。

あるいは、私自身の思考の変化も大事な要因かもしれません。心の内ではどのような感情を持っていてもいいし、負の感情を抱いても正の感情と同時に味わえばいい。負の感情に押しつぶされそうになったら、趣味に没頭したり、話を聞いてもらったりすればいい。そんな風にストレスに対して柔軟に対応できるようになったことが心の余裕に繋がっているのかもしれません。

過去に抱いたことのない幸福感を他人の出来事で感じることができるのは、間違いなく私の状況が変わったからです。私の変化、私の成長を感じられて嬉しいのです。

とげとげだった特性が少しずつ削られて丸みを帯びていくような、カチカチだった思考が柳のようにしなやかになっていくような、そんな感覚があるのです。

人の幸せを喜べずに自身を責めている人へ伝えたいのです。人は変われるし、人生の可能性はいくらでもあるということを。自分だけで自分を変えようとするのではなく、専門家や身近な人を頼ってみるということを。