自分の特性を和らげ、客観視できることで、感情の波風が穏やかになる
自分の特性を殺さないように生きよう。
自分らしく生きよう。
自分らしく生きるために、多様な社会づくりを目指そう。
これらの意見を否定するのではありません。ただ、資本主義、民主主義社会で、多数派寄りの仕組みが作られるという事実もまた存在しているのです。
相手を変える、社会を変えることを優先する選択肢もある。それは、互いに「認めてほしい」のぶつかり合いで、茨の道かもしれません。
自分を変えることを優先する選択肢も、自分の中の常識や考え方を変えるため、苦痛も伴うでしょう。私も変化の過程で痛みも経験しました。が、それ以上に精神的に楽になる経験も増えていきました。
自分の特性を認めつつ、特性を和らげる術も併せ持つ。普段の日常生活では特性を和らげ、ここぞというときに特性を発揮する。こんな生き方があっても良いのではないでしょうか。
前置きが長くなりました。今回は私が現在取り組んでいる特性を和らげる術について紹介します。
お薬
【目的】不安と抑うつを軽減させ、意欲を高める。
【成果】下記の内容を取り組むことができた。
カウンセリング
【目的】特性を評価し、日常生活で出会う出来事を客観的に捉えるための助言を貰う。
【内容】主治医、臨床心理士と月1回面談。
【成果】相談先があるという安心感を得られ、些細なことでは落ち込まないようになってきた。新しい自分の一面や、自分の常識にはなかった考え方に出会い、取り込むことができた。結果、物事の客観視ができるようになってきた。
習慣的取り組み
【目的】考えの整理と視覚化。自己学習。インプット。
【内容】毎日のできたことリスト、ストレス分析、メンタルヘルス関連のYouTubeを見る、書籍を読む。
【成果】記録に残すことで自分の変化を可視化できた。一般論や社会常識、感情コントロールに関する知識が蓄えられ、自分の常識とは違った視点で物事を捉えることができるようになってきた。
リワークスクール
【目的】アウトプット。コミュニケーションの実践、訓練の場。
【内容】メンタルケア関連の講義・グループワーク。イベントを企画する。スタッフや利用者との会話。
【成果】コミュニケーションに自信を持てるようになった。自己肯定感が高まった。人を信じられるようになった。
このような感じです。
皆様はどのような取り組みをされていますか。