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違和感は自身の変化の証拠

以前の私は、毎日リワークスクールに通うことが楽しみでした。同じ境遇の利用者と語り合うこと、マイペースに自分のやりたいことにチャレンジできること、に充実感と癒しを感じていたからです。

今の私は、私の帰る場所、大事な居場所であることに変わりはありませんが、何か違和感があるのです。各々でマイペースに過ごす雰囲気、それを許してくれるスタッフ…。前と変わらないはずなのに、なぜか居心地が良いと感じなくなってきているのです。

働いていた時の緊張感、限られた時間の中でのやりくり…、そういったこと求めているのかもしれません。もっと人と話したい、もっと人と関わりたい。仕事をしたい。

自然と焦りはありません。本当はここに居たいのに、という想いもありません。私は次のステップへ行きたがっているのだと本心で感じるのです。

この本心に気づくまで、正直リワークスクールを責めたくなりそうでした。なぜ、自分が求めているようなプログラムを設定できないのか、なぜ利用者のマイペースすぎる言動を指導しないのか。

「就職するために自分に必要なことは何ですか?」

最近スタッフから尋ねられた時、私はもう思いつくことがありませんでした。それは、私が私を見ることができていないのではなく、もうリワークスクールでやることは全てやったのだと思うのです。

働きながら課題を解決していく方が、今の私には合っているのでしょう。

就職活動は、スタッフの支えもあり順調に進んでいます。

私は新しい私になれたのだ。このことを喜びつつ、今の私にできることをスタッフと考えていきたいと思っています。