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『HADES』にハマる

 ある日当然『HADES』ってゲームにはまってしまい本当にね……、本当に大変。だってこんなことある? 10年ゲームしてない人が24時間Switch離さないとかある? 寝食忘れてゲームとか完全にヤバイ奴だよな。なんか、人生こんなはずじゃなかったって思うもん。本当に…こんなはずじゃなかったんだということをいい加減記事にしようと思ったのでオタクの悲鳴をどうか聞いてください。『HADES』がヤバイ。

1.~HADESとの出会い~

 確か…もう記憶も定かじゃないんだけど、2020年12月のことですよ。私は安心しきってTLを見ていた。そこに誰かのRTが流れてきた。もう再現するほうが早い。こう。この動画。

 ん?? んんん!!!? これはマブい。久々に心臓がどこどこするくらいのときめきを覚えた。見た? ねえちゃんと見てくれました? 私がどこにときめいたかわかったでしょ? そう、主人公が前髪をかき上げるシーン。
 これは…、えっ何? ゲーム? ゲームっぽいが? でも私ゲームしないんだよな。それに全編英語だったことも気になる…。
 と、思い続けて三週間が経った。
 三週間で私はこの公式PVを50回くらい再生したよ! そんでこのHADESってのは何なのかっていうのをコソコソと調べたね。調べてもあんまよくはわかんなかったんだけどさ。ローグライクアクションゲームということはわかった。ローグライクアクションゲームって何? ソシャゲもやらんし、そんなジャンルがあることも知らん。ちなみに、どうも日本語版はまだ発売されていない。こんなに気になってるのに酷くない?! たまるフラストレーション。私、この主人公のこと絶対好きなんだけど……。

 平然と言うんだけど、私はこのテの直感を外したことがない。根拠なんかない。わかるっていうかもう魂が(うー、好き)ってなる。浅く強く渇望するみたいなかんじ。辛抱たまらんみたいな。気づけばこのHADESっていうゲームのことを、ザグレウスっていう主人公のことを考える日々だった。だって正直、容姿めっちゃ好みなんだよ! わかるでしょ? それに私は自立してる受けが好きなので、このHADESの『家出』ってストーリーは『間違いないな』と思った。いや間違いないなは言い過ぎか。『すごく気になるな』っていうのが根強く三週間も続いた。すごく気になるなが三週間続いたら、もはやストレス。

 あ、もっかい見とく? 見といたほうがいいよ。見よう見よう!

 は~ん、かわいい(笑)ウッ好きだよ、ザグくん。なんてまぶい……。
 まあ見ての通り主人公はこの黒髪ヤンチャボーイ、ザグレウスくんだということです。ザグレウスは冥王ハデスの息子で、冥界の王子様でもどういうわけか彼は冥界から出たくて…? 冥界を出るのはかなり大変…!! という設定らしい。き、気になる…。ゲームとかやらないから本当に不安なんだけど、容姿と言動が…、不安を上回ってクソ好み。

2.~HADESまでの道のり~

 お分かりの通りSwitchをポチっていたんだよ!!! そもそもゲーム機を持っていなかったからSwitchをぽちるところからだった。こんな得体のしれないゲームのためにSwitch買っちゃってどうしよう…、と思わなくもなかった。こう見えて現実的なので…。あんだけ剣盾が盛り上がってたときもTLを眺めるだけだったのにどういうことだよ…。そして急に「Switchきた~!」とか呟く奴。必死に米Nintendoアカウント取得して、必死にえっ、ドル? ど、ドル????! とか悪戦苦闘して汗をかいているわけだ。1月29日のことでした。真冬に汗だく。
 そうして私は2月の頭、Twitterにまるで出没しなくなった。英語わけわからんのにHADESが面白くて呟くのも忘れてしまったのである。36時間ぶっ続けでやったりしてた。ちなみに何もかもが英語であるため、何が起こっているか90%わかっていない。それでも面白い。ザグを操作することが、ザグの反応が、ザグが死ぬのが楽しい!

3.~HADESのここが楽しい~

 の前に言っておかなければならないのが、日本語版が出るんです!
 めでたいし、みんなにハマってほしくてこれを書いているんだな。日本版、Steamのほうではもうやれるみたいなんですが、私はSteamの人じゃないのでSwitch版を待っている。Switch版は6/24リリース予定!(現時点でまだe-shopに反映されていないのでちょっと心配なんだけど…)→無事にもう買えます!!
 秋以降、PS4、PS5、Xboxなどでもプレイできるようになるみたいなので、騙されたと思ってやってみてお願い…。
 HADESの面白さについて語ろうとしたけど、百聞は一見に如かずみたいなところがあるので、この時点で「気になる! やろう!」と思っているヤバイ人は(ありがとう! 愛してるよ!)ガッと下までスクロールしてください。初見プレイをおすすめしたいので楽しいポイント読まないでいいよ
 もうHADESのこと完全に好きになっちゃってるから、改めて説明しようとすると難しいんだけど、まあ、ざっくり楽しいポイントを思うままに説明していきますね…。

1、主人公がめっちゃ推せる
 何って性格が。性格とか言動が。本当に面白くてかわいい。「痛っ」って反応とかアイテムを拾って「5秒ルール、5秒ルール」とか言ってるのまでとにかくかわいい。冥界を出たこと無いから世間知らずというか、いろんなものに興味津々で、まあ、痛い目にもあったりする。でもめげない。活動的で、楽観的なところがあって、ユーモアに溢れていて、でも時々すごく自虐的で(まあこのあたりはやっていくとわかる)頑張り屋さんです。PVだとドヤッて感じのヤンチャボーイなんですが、実際はとても謙虚で…、素直で誠実。軽率なところも好きだよ(笑)
 彼の性格的魅力はこれでも全然書ききれていないので、是非ほんとプレイしてほしい。なぜ冥界を出たいのかとか、そういうのもね。プレイしてみて知ってほしい。

2、犬がかわいい
 犬、頭3つあるんですけど…。犬を、撫でられる…。犬ヨスヨス。犬かわいいし、犬をかわいがってるザグかわいいし、でも犬のほうが全然年上なので、ザグが子ども扱いされてたりすることもある(笑)
 ケルベロスとザグは本当に微笑ましい。犬でかいからザグは背伸びして撫でるんだけど、もふもふに抱き着くような格好になってて、撫でるたびにふぁ~~って脳内でセロトニンがあふれる。犬と遊ぼう。

3、テキスト量がすごい
 しかも何がヤバイかって全部にボイスがついてんですよ。誰一人同じことを言わない。毎回言ってくることが違うの。私が通ってる頭痛外来の受付のお姉さんよりテキスト量が多いよ。ケルベロスですら毎回違う反応を返してくれる。ストーリーの進行度とか、関係性の変化とか、装備している武器、もしかしたらステータスとかでも会話パターンが違ってくる。「えっこんなこと言ってくれるんだ」「こんなこと言われましたけど?w」ってニヤニヤが止まらん。いや英語読めない奴なので9割わかってないんですけど。9割意味わかってなくてもニヤニヤできるって何?

4、敵の動きを覚えて攻略していくのが面白い
 冥界と地上をそんな簡単に行き来されては冥界の沽券にかかわるんで、お父さん(ハデス)はザグの家出をあの手この手で邪魔してくる。現れる敵、張り巡らされた罠、そしてボスを倒していくのがめ~っちゃ楽し~い。装備する武器によってもザグの攻撃パターンは変わってくるので、飽きることがまったくない。動きに爽快感があります。

5、出会うキャラクターたちが個性的
 ザグは基本的にはとても弱いので、家出の途中で出会う神々から『恩恵』(日本語版では『功徳』)をもらって能力を底上げしていくんですが、恩恵をくれるのってギリシア神話の有名な神様なんです。だから……、なんというか……、やばいし個性的(笑) まともじゃないのよ(神なので)。だからそんな神々との会話を見守ってるだけでもすごく楽しい。
 私はHADESは援助交際ゲーだと思ってて。いや、無敵系の主人公だったらコミュ力なんてものいらなかったと思うんですが、ザグは神々の援助がないと家出が成功しないので…。援助目的で相手をおだてたりもするし、内心緊張しながらおべっか言ってるのとかも可愛いです。だんだんこなれてくるのとかも可愛いのよね(笑)

6、登場するなりいきなり勝負しかけてくる奴がいる
 タナトスっていうんですけど。これある特定の層に話しかけてますね、私。登場するなり勝負ふっかけてくる奴がいる。タナトスっていうから。よろしくね。

 ここまで書いといて正しくレポできてるかどうかは不安が…。なにせ英語がわからん…。でも英語わからんくても夢中になってしまうゲームだってのが伝わればいいなと思って書いた次第です。
 早く日本語版やりたいよ…。「…、? 何言ってるかわからんけど萌える……」と思ってたアレやコレが何言ってるかわかっちゃうんでしょ? こわ…! 何ならノーマークだった会話も手榴弾めいた会話だったりするかもしれない。私は怯えている。

4.~とにかくザグがかわいい~

 色々頑張って書いたけど、本当にザグが可愛いから。それに尽きるから。本当にいい子なんですよ…。可愛くて辛抱たまらん。居ても立ってもいられず、突然ギリシャ料理作り始めたりするくらい辛抱たまらん。
 それ抜きにしてもとても面白いゲームなので、『HADES』は。
 良かったらぜひプレイしてみてください。Steam版、すでに日本語対応中。Switchにて6/24より日本語版DL開始!(予定)です。一緒に悶えてくれ…。犬を撫でろ…。




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 プレイ動画やキャプチャはググれば出てくると思うので、私はトチ狂って作ったギリシャ料理をいくつか載せておきます(笑)

「暮らす」の話をすこしずつ