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新卒でスタートアップは不安?メタモが実践してること

新卒とスタートアップの話題は尽きない。近頃はポジショントーク的なものも多く、大企業とスタートアップの双方から発信される情報を読んでいると疑心暗鬼なってしまうと思う。

この note もスタートアップ企業である「メタモ」が発信しているのだから、有象無象の一つであることは間違いない。だからこそ、大企業やスタートアップの良し悪しを語るのではなく、メタモが新卒採用をするにあたって実践していることや心がけていることを記すことにした。

あなたの人生。進む道の選択は、自分自身で真贋を見抜いて決めて欲しいものだ。評論家や "それっぽい大人" の言葉に惑わされずに。

徹底した教育制度を完備している

メタモでは、一般的なビジネスマナーはもちろんのこと、所属する分野の業務を行なっていく上で必要な基礎知識、周辺知識を含めた教育制度を充実させている。

スタートアップは教育制度が整っていないと言われることが多いが、少なくともメタモでは該当しない。

教育制度を整えている理由は2つある。

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1つ目は、転職時に苦労することがないようにして欲しいというものだ。終身雇用が崩れる状況下において、転職が当たり前になると考えており、転職理由がどんなものであれ、日本だけでなく、世界中で働く上で身に着けておいて損がないのは「ビジネスマナー」である

もちろん、長い旅路をできる限り共にできたら嬉しいことであるが、人生には色々なことが起こる。親が倒れて介護することになったということや、家業を継ぐことになったという事例はよく見聞きする事だ。

そんな時、日本の様々な場所・業種・職種に就いても役に立つのが「ビジネスマナー」。ある程度の年齢になれば、ビジネスマナーを会得しているのは当然として扱われてしまう。

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2つ目は、メタモ自身がビジネスマナーについて、ある種のこだわりのようなものがあることだ。

立場に関係なく、エレベーターホールでの別れ際の挨拶に関すること、電話の受け取り方、メールの書き方、手紙の書き方など多岐にわたる。本人が希望すれば、仕事枠として、しっかりと教育制度を享受できるように制度化している。何なら、日本流の "風習的なビジネスマナー" も学ぶことが可能だ。

本人が希望しなくても、挨拶、名刺の渡し方、メールの書き方、席次など、基本的なことは学んで頂く。体系的な仕組みに加え、見て学ぶことも可能であろう。さらに、フォーローアップとフィードバックする文化があり、まさしく、山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させてみせ 褒めてやらねば 人は動かじ」に通ずるものがあるのだ。

プロジェクトに参加する不安は解消される

スタートアップでは実力主義的な、言い換えれば、スキルがなければ取り残されるといった印象を持つ方がいるかもしれない。

しかし、メタモではそれは誤りであり、「カルチャーフィット」をとにかく大切にする。それがあって「チーム」が成り立つからだ。

だから、分からなくて悩んでいる・不安な顔をしているといったメンバーには、周囲がすぐにフォローする文化が成り立っている。その不安が仕事面であっても、私的な面であっても、本人が相談に乗って欲しいと希望するならば(※センシティブな話に無理やり触れる意図ではない)親身にチームメンバーのためにフォローする文化が存在する。

さらに、不安などが表に出てこないこともよくある。だから、年4回の定期面談だけでなく、上司のフォローアップが頻繁に入る。

教育に真剣になれるか

人を育てるということはとても大切だ。だからこそ難しい。

メタモは小難しく、「リベラルアーツとテクノロジーの交差点」などと標榜しているが、教育(知的好奇心、技芸の取得)については真剣な日本でもトップクラスの会社であると胸を張って言える。

教育は極めて大切であり、人間が生み出す文化、人間としての品位の向上が文明であり、文明の歴史は人間の歴史である。メタモは、いつまでも、本質に根ざす会社でありたい。そういったメンバーが集うからこそ、メタモは強くなれるのだと思う。そして、その文化を大切にしてくれるメンバーに感謝している。


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