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マインドフルネスではないもの

 D・M・Wのブログをいつもご覧になっていただき
ありがとうございます♪

 我々は、心療内科で勤務している傍ら、
「メンタルヘルス」について医療以外の分野にも拡げたい!
というミッションのもと、活動している者です。

 今回は作業療法士のはっちゃんのマインドフルネスに関するブログです😊
最後までご覧になっていただけると、嬉しく思います♪

マインドフルネスとは?

我々D・M・Wは、メンタルヘルスの健康を維持するポイントとして
「マインドフルネス」を取り上げています。
マインドフルな生活ができていると、
メンタル疾患になるリスクがかなり下がることが経験上わかっています。

さて、この「マインドフルネス」ってどういう生き方なのでしょう。

D・M・Wとしては、マインドフルネスを

「今、ここに心を込める生活」

と訳しています。

我々人間の「意識」は、

「過去」・「現在」・「未来」のどこかに向いています。

昨日のこと、先週のこと、先月のこと、数年前のことを意識する

明日のこと、来週のこと、来月のこと、数年後のことを意識する

そういうことが多いでしょう。

一方で、「いま、ここに在るもの」「今、ここに存在するもの」に
意識を向けることもできますね😀

今見えるもの、今聞こえるもの、今感じられるもの、
そういったものに意識が向けられます。
それが「マインドフルネス」です。

「今、ここに在るもの」に意識を向けると
気づき(発見)が得られます。
それが「マインドフルネス」の良さと言ってもいいでしょう。

例えば、今皆さんはどこでこの記事を読んでいるでしょうか。
電車の中にいてスマホで見ている?
部屋の中のパソコンで見ている?

この記事を読むことを一旦止めてみましょう。
そして、「今、ここ」に居て、ぐるっと360度見回してみましょう。
前、後ろ、右、左、あるいは上、そして下、
「今、そこにあるもの」を心を込めて観察してみましょう。
よーくみてみましょう。

何か気づきましたか?

思ったよりこうだった、意外とこうだった、
いろんなことに気づくかもしれません。

このように、マインドフルネスは「今ここに生きる」という
生活スタイルです。


マインドフルではないもの

このような生活の仕方がマインドフルライフです。
さらにマインドフルネスを理解するために、
「マインドフルではないもの」知るということも役立つかもしれません。

今回は先週我々が行ったマインドフルネスクラスでの
ワークをご紹介します。

テーマは

「マインドフルネスではないもの」

以下に挙げていきますね😊

①考えを変える
考えは観察するものです。
見えたら自ずから考えも行動も変わっています。
考えを変えようと努力することは、
マインドフルネスとは言えません。

②他人を取り扱う
他人を向いている限り問題解決からは遠のきます。
内面を見つめるほどに他人が消えて内側に安心が目覚めます。
他人のことを意識したり
他人のことを変えようとしていたり
それはマインドフルネスとは言えません。

③原因や結果を取り扱う
初めと終わりは「今」ではありません。
原因は「過去」で「今」ではありません。
結果は「未来」で「いま」ではありません。
原因を追求し、結果を判断しても
安心とは異なり思考は次の問題を探します。
原因や結果を追いかけているときは
マインドフルネスとは言えません。

④自分を変える
自分は観察するもので変えません。
行動は起きるのを待ちます。
内側から生まれた思いを行動が追いかける。
まずは思いを満たしてください。
恐怖は先に行動を変えようと躍起になり消耗を生みます。
自分を変えようとして努力しているときは
マインドフルネスとは言えません。

⑤状態を取り扱う
状態は結果であり、
日毎に時間ごとに変化するもので
あなたの本質ではありません。
調子が良くても悪くても
「どのようにするのか?」がマインドフルネスです。
「いま」「ここで」「どのようにするのか」が取り扱うテーマです。
状態を変えようとすることは
マインドフルネスとは言えません。

今回は代表的な5点を挙げました。
マインドフルネスができてるのかな?
これで合ってるかな?
と疑問に感じた方は、
「違う方」を意識するとわかりやすいかもしれません。
また「心地よいもの」は効いています。
ぜひ内側に心地よさを発見されてください。


今回の記事の内容が「役に立った!」「いい気づきになった」と
感じていただけたら嬉しいです。
そしてそのように感じていただけたら
周囲の人や必要としている人に「シェア」をしていただきたいです。
よろしくお願いします。

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我々のFacebookライブの動画集は
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