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【「はじめに」公開】田中 未花 著『知的で気品のある人がやっている 気配りとマナー』

なぜあの人は、知的で気品があるように見えるのか?

職場・面接・婚活・ご挨拶……
初対面でもあなたの魅力が
もっと伝わる!もっと輝く!
ふるまい・言葉遣い・表情で、人の印象はこんなに変わる!

この本は、女子アナウンサーの著者が、何度も失敗を繰り返しながら体得し、マナー・話し方講師としての視点を加えてブラッシュアップさせた、初対面でも知的さや気品が伝わる気くばりやマナーを紹介します。

※本書は2013年に刊行された「1週間で知的で品があって親しみやすい美人に見せる方法」の改定版となります。

このnoteでは冒頭の「はじめに」を公開します。

はじめに

 あなたは、あなたのままで、とても素敵な女性です。
 あなただけのキラキラと輝く内面の魅力をたくさん持っています。
 でも、その内面を伝える前に第一印象でつまずき、損をしてしまっているとしたら、とてももったいないことではないでしょうか?
 たとえば、こんな悩みを持ったことはありませんか?

  • 就職などの面接がなかなか通らない。

  • デートではいい雰囲気だったのに、次につながらない。

  • 仲よくなれそうな相手でも、世間話以上の会話ができない

「初対面で自分の魅力を伝える」って、とてもむずかしいですよね。

 私も黙っていると「キツイ」印象になる顔で、相手をボーっと見ていただけで「生意気だ」「にらんでいる」と言われてしまった悲しい経験があります。
 人は出会ってから数秒で無意識のうちに相手の印象を決めてしまうという恐ろしいデータも物語るように、第一印象で人生が左右されるといっても過言ではありません。

 この本では私がアナウンサーとして何度も失敗を繰り返しながら体得し、マナー・話し方講師としての視点を加えてブラッシュアップさせた、初対面でも知的さや気品が伝わる気くばりやマナーをご紹介しています。

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 世界を襲った新型コロナウィルスの感染拡大により、大変なことも多くありましたが、一方で、改めて家族や友人、環境に感謝をすることや、自分にできることを考える機会でもありました。
 自分や周囲の人を大切に、心地よく生きていくとはどういうことだろうと考えたとき、大事なことは、自分の在り方を考え、お互いを思いやる気持ちを伝えあうことではないでしょうか。
 そして、それを実現する方法こそが、本書のテーマである気くばりやマナーだと思います。相手の方がご機嫌になることによって、自分もうれしくなる。そして、その場があたたかくなり、双方にとって心地よくなる。とても幸せな空間ですよね。

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 気くばりやマナーは、みなさんの〝感謝する気持ち〟や〝優しさ〟などの内面の素晴らしさを正しく相手の方に届けるためのきっかけであり、手助けにしかなりません。
 いちばん大切なのは、あなた自身の「内面」です。
 内面の美しさには、どんなに綺麗なブランドの服もお化粧もかないません。
 本書では、7日間(1週間)のステップにわけて、姿勢・外見・発声・会話・マナー・持ち物・内面についてお伝えしていきます。
 本書があなたの第一印象を最高のものにする一助となり、一人ひとりが持つ素晴しい内面が多くの人に伝わるきっかけになれば幸せに思います。

目次

はじめに

day1 気品ある振る舞いは、姿勢から
1 背筋をピンと伸ばすだけで、気品のある女性に
2 デコルテを張って、明るい表情をつくる
3 立ち方を変えるだけで、オーラは何倍にも輝く
4 信号待ちは素敵なお嬢さんになるチャンス
5 手の所作で、確実に印象アップ
6 ヒールは5センチまで、でワンランク上の気くばりを
7 最も美しい座り方をマスターする
8 足を組まない。 老若男女に愛される座り方

day2 自分らしい気品の磨き方
9 顔に髪がかからないヘアスタイルにする
10 健康でつややかな髪と気品ある仕草を身につける
11 朝5分のエクササイズで小顔に
12 キュッと上がった口角でご機嫌な気くばりを
13 2カ月に一度はデンタルチェックで、白い歯と輝く笑顔を
14 流し目はNG。 まっすぐ見つめて、好感度アップ
15 ナチュラルで印象深い目をつくるアイメーク
16 美しく写真に撮られるコツ
17 枕なしで、美しい首筋をキープ
18 好きな服より似合う服。 自分のベストカラーを知る
19 テレビを見ながらスクワットで、すらりと美しい脚に 
20 周りも明るくする歩き方

day3 大人の女性の気品ある声と話し方
21 声は変えられます。 腹式呼吸でエレガントな声に
22 美しくよく響く声で、聡明な印象をつくる
23 声で感情コントロール。 低音は信頼感と説得力を持つ
24 お風呂でゆったり発声練習
25 一音一音発声し、上品で相手に伝わる話し方を
26 美しい声には腹筋が必要

day4 ずっと話していたくなる会話上手の秘訣
27 話さず、うなずく。 みんなに好かれる聞き上手
28 「私は」でなく「あなたは」で、会話のキャッチボールを
29 相手の言葉を繰り返す、会話美人の上級テク 102
30 TPOをわきまえたさり気ない会話美人のコツ
31 飲めない人も知っておきたい気品ある女性のお酒のルール
32 プロのスピーチ術❶ 絵を描くように話す
33 プロのスピーチ術❷ 〝間力〟を使う
34 プロのスピーチ術❸ 〝3つの輪〟で話す
35 相手をググッと引き寄せる「引き算の会話」の魔力
36 語尾は伸ばさず爽やかに
37 若者言葉を使わない。 上品で知的に聞こえる話し方
38 柔らかな視線は、相手も自分も心地いい

day5 気品のあるマナーは相手を思いやる心から
39 気持ちのいいあいさつは最強の武器
40 お礼状は気くばりの証。 出会った人の数だけ手紙を書く 140
41 一筆添えて、贈り物の達人に
42 贈り物上手が持つべき手みやげリスト
43 待ち合わせにぜったい遅れない
44 目の前にいる人を大事にする
45 見られていないところで、どれだけ品を保てるか
46 気くばりができる女性はお手洗いが早い
47 名刺にふせんで、人の輪を広げる
48 次も誘ってもらえる断り方「肯定サンドイッチ」
49 知ったかぶりをせず、わからないことは謙虚に学ぶ

day6 気品のある人は上質なものを身に着ける
50 上質なペンをいつもバッグに
51 本物を身につけて、自分らしい気品をまとう
52 気くばり上手のポーチの中身
53 バッグの乱れは生活の乱れ?3つのポーチでバッグを整理する
54 知的な女性は話題が豊富。 本、新聞、メモ帳を味方につけて
55 出会いを運ぶ、おしゃれ部屋着

day7 内面磨きで自分らしい気品をつくる
56 季節感を大切にする
57 気取らず、ときには思い切り盛り上がる
58 くしゃくしゃの笑顔で心を伝える
59 凛としたたたずまいと行動で「おひとりさま上手」
60 知的な大人のSNSとの付き合い方
61 「うまくいかないとき」は、神様がくれたチャンス
62 自分磨きの努力は人に見せない
63 気くばりのあいさつは「神様のポケット」に
64 大人の女性は自分で決める

おわりに

著者

田中 未花(たなか みか)

元SBS静岡放送アナウンサー。NHKキャスター、日経CNBC経済キャスターを務めた後、ジョンロバートパワーズスクールでマナー全般を習得。アナウンサーとして培った好感を持たれる話し方と、立ち振る舞いの技術を交えた独自のイメージコンサルティングを普及させることを目的に独立。大人から子どもまで、多くの人が活用できる魅力的な話し方やマナー、面接指導などを行っている。
■著書
『女性アナウンサーが教える 好感度アップの66の法則』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『1週間で知的で品があって 親しみやすい美人に見せる方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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社会人になったり、年を重ねるにつれて必要となる、「大人の振る舞い」。じゃあ具体的にどんなことができればいいの?と悩む人におすすめの一冊です。
具体的なメソッドとかわいらしいイラストがわかりやすく、この本の通りに実践すれば、1週間で気品のある気配りとマナーが身に付きます。
(営業部 伊藤)

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