Notes of a Diety Old Man in Philippines

早い時間にチェックインをしてるからと思いますが、
前の席で4-C だ。遠く歩かなくて良い。
キャビンアテンダントも付いてくれて
恥ずかしいけれどバッグパックを上げるのはお願いした。
左右三席ずつの通路側の席だ。

八時過ぎの出発、四時間程のフライト、
時差があるから一時くらいに関空到着か。
チーフの女性が多分タガログも英語も日本語も、使い分けてた。
何かあった時は安心安心だ。

前を向いて私が通路側で左隣に女性がそして女の子と隣り合わせた。
通路の向こうは同年代のご夫婦が二人だけ。
そして後ろの席に通路を挟んで何歳かな五十前位のガタイの良い男性が、
通路を挟んで並んでる。

何か初体験が多い今回のこと。
最初から二人で話し詰め。ちゃんと寝て無いんだから、ぼんやり頭。
最初は気付かずに居たけれど、デカい声だなって少しイラつき出す。
休みなく続くんだからね。こんなことって本当に初めてだ。
どちらの言葉か分からないのも輪をかける。

お互いが駐在員なのか自慢げな話しとも思える。
私はそんなことに関わりたくないとの思いからかうつらうつらし出す。
そんな時に通路の向こうのご主人が大きな声を上げたよう。
綺麗な女性たちは何が起こったかと心配顔。
そしてご主人が左腕で、
奥さんが休んでる背もたれを軽く叩きサインを後ろの二人に送った。

二人組には伝わったかは知らないけれど。
私はお父さんの気持ちは分かったよ。大きな声だけでは不審でしたがね。
生意気にまだ話し続ける二人組。
人種が違えばエチケットも違うのでしょうね。
チャイニーズかね。

上手い具合にお父さんと眼が合って同意のサインを送ればうんうんと、
うなずいてくれた。
奥さんが私の席には近いので奥さんにも私の意が通じ、
綺麗な女性に席を代えてとお願いしたらと簡単な英語でアドバイス。

女性同士で話し易いでしょうから早速に声を掛けていましたが。
上手く行かなかったのか、
少し間を置いて通路向こうの後ろの席の男性に話しかけた。
そう男同士の話しではぶつかる恐れあり、女性なら穏やかに行く。
多分英語で話したと思いますが機内だししかとは分からず。

静かに、と言うか少し控えれば良いのだけれど、なかなかのお話しで。
丁度良くというか有難いことに、
かなりの長い時間、飛行機が揺れていて着陸まで続き、
気もそぞろでしょう、少しはマシには成りましたとさ。

こんなに長い時間の揺れも初めてのこと。
これも受け止めたく無くてうつらうつらし出した私でした。
~~続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?