新年は大忙し　【こちら覆面DI室　#038】

こちらは2013年の年始に書いたコラムです。
時期はずれなネタですみません。
このころは、コロナとか関係なかった時代ですよー

DI室の大切な仕事として、
製薬会社の方との新年のご挨拶があります。
「新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します」
と始まり、
「昨年は○○の件で大変ご迷惑をおかけ致しました」
（安全性情報で騒がせた会社や、供給が滞った会社）
とか、
「弊社は今年×月に新製品を控えております」
（最近新製品が無かった会社から、立て続けに新製品を出している会社）
など。

だいたい院内には130社から250人程のMRさん来ているはずなので、
それはそれは、まあ大行列で大忙しです。

多くの医師の場合、
自分の診療に関係のある専門領域のMRが、
面会対象になると思いますけど、
DIですと全社になりますので、やはりこのくらいの数になります。

大変ですけど、まあ新年ですしね。

最近は、専門領域のMRがばらけて訪問してくることも多いです。
会社ごとにまとまって来ていただけると、
ちょっとだけ嬉しいんですけどね。

新年の挨拶でもう一つおなじみなのは
「お休みどうされてましたか」
の質問です。

年末年始の出勤がありますので、帰省とかはなかなか難しいんですけど、
（私は実家が近くですが）
MRさんもそれは承知です。

「元日出勤してました」
などと言うと、
「それは大変でしたね～」
と喜んで返してくれます。

このやりとりは、毎年毎年同じなので、
たぶんMRの新年マニュアルに書いてあるんじゃないのかな～。
だれか見せて下さい。

MRのマナー手帳 MRに求められているマナーとは [サイカス新書3]

「こちら覆面DI室」は休刊となった週刊approach誌に連載されていました。そのコラムを少しだけ改編して掲載しています。